バーンスタイン博士は子育てにおける三大要素は「良いコミュニケーション、愛情、規律」であるとし、この3つを実行することで子どもは幸福で健全に育つと言います。そして子どもが悪いことをした場合、例えば娘が門限を破ったとき、もう二度としないと心から反省するまで外出を許さないという罰を与えることで規律は保つことができるとします。最近のデジタル世代の子どもにはハイテクなおもちゃを取り上げるのは良い罰になるとしつつも、罰は短期間に終わらせるべきであり、子どもが良い行動をとればすぐにおもちゃを返すべきであると語ります。 By Nandakumar Subramaniam
また、エール大学で心理学・児童精神医学を教えるアラン・カズディン教授は、怒鳴りつける教育法は子どもの精神的・肉体的な健康を損ねる有害なものであるとし、親として大切なのは「(子どもを)受け入れること、愛すること、抱きしめること」だと言います。そして、「しつけのゴールは、どのように振る舞って欲しいかを子どもに伝えることです。怒鳴りつければその時は子どもは行動を止めるでしょうが、望む振る舞いを身につけることはできません。必要なのは、子どもの行動を正しく認識し、良い振る舞い見つけてはそれをきちんと褒めることです。これができれば、子どもは親に敬意を払い、悪い行動を減らすでしょう」とカズディン博士は語ります。 By Andy Peters