花山薫が登場するのは『グラップラー刃牙』幼年編。花山組初代組長である父親が亡くなったため、15歳にして2代目組長を務めている強者(つわもの)である。純白のダブルのスーツというファッションセンスもさるものながら、なによりも190cmを超える身長と166kgもの体重、顔面に残る大きな傷跡が15歳とは思えない風格を漂わせている。
主人公の範馬刃牙は幼年編当時、13歳。その筋肉はやはり13歳には見えないものの、身長155cmと小柄で表情もあどけなく、「意外な年齢」とは言えない。それよりも驚きなのが、刃牙の父親にして地上最強の生物である範馬勇次郎の年齢だ。正確な年齢は公式サイトにも載っていないが、少年チャンピオン・コミックス『グラップラー刃牙』40巻(秋田書店刊 定価:420円[税込み])によれば1973年に16歳という記述がある。すると『グラップラー刃牙』の連載がスタートした1991年には34〜35歳で、幼年編の当時は30〜31歳ということになる。若いッ!
ちなみに、花山薫の母親は35歳、勇次郎と旧知の仲の安藤玲一は38歳である。幼年編では13歳の刃牙や15歳の花山薫が活躍しているため、その親世代は30代という設定は何の不思議もない。が、自分の年齢と比較してみて、驚きを隠せない人も多いだろう。あんなにすごい筋肉をつけることはできないが、登場人物の顔を思い浮かべつつ筋トレに励むのもいいかもしれない。
文・塩澤真樹(C-side)
※アンケート
調査時期:2012年1月13日〜1月23日
調査対象:マイナビ ニュース会員
調査数:男女574名
調査方法:インターネットログイン式アンケート