キム・カーダシアン(31)は毛皮が大好き。そんなキムを糾弾したのが、動物の倫理的扱いを求め活動を続ける団体PETAである。2010年にはPETAのワーストドレッサーにも選ばれたキムであるが、「ふんっ、知らないわよ!」とばかりに豪華な毛皮のジャケットを身にまといお出かけする姿がたびたびキャッチされ、「もう黙っちゃいられない!」とPETAの怒りが大爆発。広告やウェブサイトを通じ、痛烈なキム批判を繰り広げている。
「この子ギツネ達はママを恋しがっています。もしかしたら、キム、アナタが母キツネを背中にまとっているの?」
広告に写る子ギツネは母キツネの姿を探しているかのような寂しげな目つき。その写真のすぐ上には誇らしげに毛皮をまとった
キム・カーダシアンの写真が掲載されているのだが、その広告には上の文句まで添えられている。
さらにウェブサイトでキム批判を繰り広げたのは団体幹部のリサ・ラングさん。怒りを禁じ得ないラングさんは以下のような声明を発表している。
「
キム・カーダシアンは、毛皮ファームで暮らす動物が殴られた挙句に感電死させられることを知っています。こうした動物達が時には生きたまま皮をはがれることもね。」
PETAはこういった毛皮加工の工程をキムに説明した過去があると述べ、キムはファーム内での作業を捉えた映像も見たと語っている。
驚くことに、キムは今年PETAの活動に賛同した妹
クロエ(27)をサポート。「毛皮? (そんなものを身に着けるくらいなら)裸のほうがマシ。」というポスターをヌードで飾ったクロエだが、キャンペーンにクロエと共に現れたキムはまさに満面の笑み。毛皮愛用の挙句に2010年の「ワーストドレッサー」に選ばれたキムだけに「もう毛皮は懲りたのか?」と思いきや、この秋冬にまたしても毛皮を愛用するキムの姿にPETAも裏切られた思いだろう。
何をしても批判されてしまうキムが気の毒なこともあるが、いくつも所有する毛皮は本当に必要なものだろうか。フェイクファーでも十分な美しさと暖かさであろうが、キム級のセレブになると「批判」よりも「ファッション」が優先ということか。とてつもない美人の上にすでに大富豪。批判されてまでカメラの前に現れ続ける意味がよく分からないが、彼女の一挙一動は常にメディアの目に晒されていることをキム本人も忘れてはなるまい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)
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