マルキーニョスは1976年生まれ、35歳のベテランFW。Jリーグとの関わりは長く、2001年に東京ヴェルディに加入して以降、03年は横浜F・マリノス、04年はジェフユナイテッド市原・千葉、05年と06年は清水エスパルス、そして07年から10年までは鹿島アントラーズでプレーした。その間に挙げたタイトルはJリーグ優勝4回、天皇杯優勝1回、スーパーカップ優勝が2回。08年にはJリーグMVP、得点王、ベストイレブンと3つのタイトルに輝いた。
しかし当時は4月7日に仙台で大きな余震があったばかりで、日本中が震災および原発事故の混乱のさなかにあった。アルビレックス新潟のジョン・パウロ選手など東北に関わる外国人選手が退団を表明し始めており、マルキーニョスの退団はそれに続くものとなった。
ネット上の反応は、複雑なもの。「家族の反対押しきって再来日してたんだな(涙) 」「マルキじゃなくてもどっかに逃げたくもなるわ」「ただただ悲しい」「ホント気持ちのやり場がない」といったコメントが並んだ。
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