専修大学(初出場)■
チーム紹介今季から1部に昇格し、強豪ひしめく関東リーグを初制覇したミラクル専修大。特徴はなんと言っても破壊的な攻撃力。「攻撃的で美しいサッカー」をチームのアイデンティティーとし、22試合で58得点を叩き出した。のべ12試合で3点以上を叩き出し、最終戦では8得点を記録。一度勢いに乗ったら試合終了の笛まで猛攻は止まらない。関東を制した勢いそのままに初のインカレ制覇を狙う。
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注目選手・町田也真人(4年/MF)大会屈指の攻撃を誇れるのもこの男がいるからこそ。小柄ながら切れ味鋭いドリブル突破、優れたボール奪取技術、豊富なアイデアで多くのゴールシーンを演出する。千葉入団内定。
・庄司悦大(4年/MF)監督リーグのMVPであり、チームの大黒柱。持ち前の守備力だけでなく、視野の広さを生かした展開力で数多くのチャンスを演出する。プレーメーカーとして、そして精神的支柱としてチームを牽引し勝利へ導く。
・松本陽介(4年/DF)超攻撃的なチームを後方から支え、粘り強いディフェンスで相手の攻撃を遮断する。勝利への執着心を持つディフェンスリーダーとしてチーム浮揚のカギを握る。
関東大学リーグ2位明治大学(3年連続11回目)■
チーム紹介山田大記や小林裕紀(ともに磐田)、久保裕一(千葉)らを擁し2009年度大会で2度目のインカレ制覇を果たした明治大。今年も『いいディフェンスからいいオフェンス』というコンセプトどおりの攻守に安定したチームで3度目の優勝を目指す。U−22日本代表に選出された丸山祐市を中心とした守備陣は、関東リーグで2番目に少ない24失点。前線には同リーグ得点王に輝いた阪野豊史ら多くのタレントをそろえている。
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注目選手・丸山祐市(4年/DF)対人プレーの強さに加え、足元の技術にも優れた大学サッカー界屈指のDF。得意の左足は精度抜群で、後方から正確なフィードで攻撃の起点となり、強烈なFKでゴールネットを揺らす。FC東京入団内定。
・宮阪政樹(4年/MF)豊富な運動量と正確なパスワークで明治大を支える主将。激しいディフェンスで相手の攻撃の芽を摘み、高精度のパス、強烈なミドルシュートで攻撃にアクセントをつける。山形入団内定。
・三田啓貴(3年/MF)明治大が誇るファンタジスタ。発想力豊かな彼のプレーは観る者を魅了し虜にする。正確無比のパスと意外性溢れるドリブルで相手を置き去りにし、攻撃陣をけん引する。
関東大学リーグ3位慶應義塾大学(9年ぶり22回目)■
チーム紹介1927年の創部以来、関東リーグ4連覇、天皇杯獲得などの輝かしい戦績を重ねるとともに、大学サッカー界のみならず日本サッカー界へも多くの人材を輩出してきた古豪。関東大学サッカーリーグ1部に昇格して3年目今季は、関東リーグ3位に食い込み、9年ぶりとなるインカレ出場権を獲得。河井陽介らJ内定選手を4人輩出するタレント集団が、1969年以来の優勝を目指す。
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注目選手・笠松亮太(4年/DF)部員100人の思いを背負う大黒柱。鍛え抜かれた鋼の身体を生かした対人プレーと優れた危機察知能力で見せるライン統率やカバーリングを持ち合わせた慶大の心臓部にして頭脳。
・DF田中奏一(4年/DF)豊富な運動量と他を圧倒する身体能力で攻守両面においてサイドのイニシアティブを握る超攻撃的右サイドバック。勇猛果敢に1対1を仕掛ける姿はチームに勇気を与える。岡山入団内定。
・MF河井陽介(4年/MF)卓越した技術とアイデアで慶應の攻撃を力強く牽引する慶應のファンタジスタ。正確なプレースキックも持ち味で、数多くのチャンスを演出する。清水入団内定。
関東大学リーグ4位筑波大学(2年連続33回目)■
チーム紹介筑波大学蹴球部は、明治29年(1896年)に設立された高等師範学校フートボール部に起源を持ち、インカレ8度の優勝経験を持つ日本屈指の名門。風間八宏監督を迎えて4年目を迎え、常にゴールを目指し、高い個人技術を持った11人が躍動的にピッチを駆け巡る、魅力あるサッカーには磨きがかかっている。昨年度のインカレでは優勝した関西大学に敗退。今大会では2003年度以来の優勝を狙う。
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注目選手・八反田康平(4年/MF)筑波大の華麗なパスワークを支える司令塔。U−17日本代表として世界大会を戦った経験を持ち、足元の正確な技術とスピードに乗ったドリブルで攻撃陣をけん引する。清水入団内定。
・曽我敬紀(3年/FW)スピードに乗ったドリブル突破で相手守備陣を切り裂くアタッカー。チャンスメイクだけでなく、巧みな動き出しと正確無比なシュートで自らもゴールを陥れる。
・瀬沼優司(3年/FW)1年の頃から筑波大の最前線を張るモンスター。圧倒的な身体能力で、ゴールに向かう姿は、相手DFにとって脅威となる。見かけとは違い、愛されるそのキャラは、観客を惹きつける。