スタジアムに響く「カントリーロード」の歌声は、ベガルタ仙台のサポーターが歌うおなじみの曲。Jリーグ選抜のユニフォームはサプライヤーこそ違えど、黄色と青のベガルタカラー。被災地への激励を、ベガルタ仙台というクラブへの愛情を通して伝える…サッカーファミリーならではの美しい光景。掲出された「がんばろう!東日本 nevar give up!」の横断幕にも、「(こまかいことはどうでも)aじゃないか」「(みんなで頑張れば)eでしょ!」という熱い想いを感じます。
試合前に自らの言葉でメッセージを発する選手たち。日本代表キャプテン長谷部の「僕たちがグラウンドで戦っているときチカラを与えてくれたのはみなさんの応援でした。今度は僕たちがみんなを応援する番です。日本のチカラ、サッカーのチカラを信じて、全力で気持ちを込めてプレーします」という言葉。Jリーグ選抜キャプテン中澤の「僕たちTEAM AS ONEはこの試合、全力で最後まで諦めずに戦います。乗り越えられない困難など決してない!」という決意。ひとりひとりがこの試合に特別な想いを持ってのぞみます。