来週11日(土・同)に対戦が予定されている、ジョルジュ・サンピエールとジョシュ・コスチェックをコーチに迎え、ライト級で行われた今シーズン。決勝に残ったのは、ジョナサン・ブルッキンスとマイケル・ジョンソンだった。
試合は、序盤こそジョンソンが、柔術スタンスにも似た構えのブルッキンスからパンチで優勢に試合を進めたが、2R以降はブルッキンスがジョンソンをグラウンドへと誘い、ばん回。最終回もポジショニングで優位に立つとパウンド&エルボーを落として、そのまま判定へ。ジャッジ3者がブルッキンスを支持し、見事シーズン・ウィナーに輝いた。
また、来年からWECを吸収するUFCで初のフェザー級マッチが組まれた同大会だったが、TVのオープニングマッチとなったナム・ファン×レオナルド・ガルシア戦では、不可解という言葉を超越した、2010年度最大のミスジャッジが発生。初回から打撃で優勢に試合を進め、2Rにはバックキープからチョーク&パンチを狙い続けたナムが、3Rにはガス欠でフラフラ状態のガルシアをさらに攻め込んだが、判定の結果はまさかのスプリット負け。観客の声は、ブーイングから「ブルシット!」コールに変わり、勝者ガルシアは観客にソーリーを連呼、再戦を約束する顛末となった。
その他、ライトヘビー級ではステファン・ボナーがイゴール・ポクライェクを、ミドル級ではデミアン・マイアがケンドール・グローブをそれぞれ退けている。
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TUFシーズン12 ライト級決勝戦/5分3R |
○ジョナサン・ブルッキンス (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | マイケル・ジョンソン× (米国) |
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ライトヘビー級/5分3R |
○ステファン・ボナー (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | イゴール・ポクライェク× (クロアチア) |
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ミドル級/5分3R |
×ケンドール・グローブ (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | デミアン・マイア○ (ブラジル) |
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ウェルター級/5分3R |
○リック・ストーリー (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | ジョニー・ヘンドリックス× (米国) |
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フェザー級/5分3R |
×ナム・ファン (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | レオナルド・ガルシア○ (米国) |
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ライト級/5分3R |
○コディ・マッケンジー (米国) | 1R2分3秒 ギロチンチョーク
| アーロン・ウィルキンソン× (英国) |
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フェザー級/5分3R |
○イアン・ラブランド (米国) | 3R終了 判定
| テイラー・トナー× (米国) |
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ライト級/5分3R |
×サコ・チビチアン (米国) | 3R終了 判定
| カイル・ワトソン○ (米国) |
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148ポンド・キャッチウェイト戦/5分3R |
×ウィル・カンプサーノ (米国) | 3R4分33秒 リアネイキドチョーク
| ニック・ペース○ (米国) |
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フェザー級/5分3R |
×フレジソン・パイシャオン (ブラジル) | 1R51秒 TKO
| パブロ・ガーザ○ (米国) |
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ミドル級/5分3R |
×リッチ・アトニート (米国) | 3R終了 判定
| デイブ・ブランク○ (米国) |