試合は序盤からテイクダウンを連発するGSPに対してハーディは防戦一方。立ち上がっても、すぐさま次のタックルがハーディを待ちうけ、倒されればパスガードからパウンド&エルボー。さらには、1Rに腕十字を、4Rにはキムラアームロックを極められた。サブミッションこそ驚異的な忍耐力で凌いだハーディだったが、5R=25分間を通して攻勢となる場面はなく、まさに完全無欠の防衛に成功したといえるGSPではあったが、強すぎるが故にどこか消化不良とも呼べる一戦になってしまった。
また、セミファイナルでは、王者ブロック・レスナーの不在により、昨年11月に王座挑戦予定だったシェーン・カーウィンと、元世界王者フランク・ミアーが暫定王座戦を賭けて激突した。
ここまでMMA11連勝中のカーウィンは、過去最高の対戦相手ミアーも同様、1R3分台で攻略、怒涛のパンチを叩き込み、TKO勝利を挙げた。この勝利により、前人未到の12試合連続1R一本勝ちという強さで暫定王者となったカーウィン。試合後にはレスナーと握手を交わし、王座統一戦での対戦を誓った。
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鉄壁のサンピエール×穴のなくしたハーディ<UFC111 St-Pierre vs Hardy 全試合結果>
第9試合 UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R |
[王者] ○ジョルジュ・サンピエール (カナダ) | 5R終了 判定 詳細はコチラ | [挑戦者] ダン・ハーディ× (英国) |
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第8試合 UFC世界ヘビー級暫定王座決定戦/5分5R |
×フランク・ミアー (米国) | 1R3分48秒 TKO 詳細はコチラ | シェーン・カーウィン○ (米国) |
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第7試合 ライト級/5分3R |
○カート・ペルグリーノ (米国) | 2R4分20秒 リアネイキドチョーク 詳細はコチラ | ファブリシオ・モランゴ・カモエス× (ブラジル) |
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第6試合 ウェルター級/5分3R |
○ジョン・フィッチ (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | ベン・サンダース× (米国) |
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第5試合 ライト級/5分3R |
○ジム・ミラー (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | マーク・ボセック× (米国) |
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スウィングバウト キャッチウェイト戦/5分3R |
○ネイト・ディアズ (米国) | 1R2分47秒 TKO
| ローリー・マルカム× (米国) |
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第4試合 ウェルター級/5分3R |
○ヒカルド・アルメイダ (ブラジル) | 2R3分30秒 リアネイキドチョーク
| マット・ブラウン× (米国) |
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第3試合 ミドル級/5分3R |
○ホウジマール・トキーニョ (ブラジル) | 1R45秒 ヒールフック
| トーマツ・デューエル× (ポーランド) |
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第2試合 ライトヘビー級/5分3R |
×ロドニー・ワレス (米国) | 3R終了 判定
| ジャレッド・ハマン○ (米国) |
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第1試合 ウェルター級/5分3R |
○マット・リデル (米国) | 3R1分30秒 反則
| グレッグ・ソト× (米国) |
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