20日、スペインの「Sport」紙は、ヨーロッパのトップリーグでプレーを続けるモチベーショを失ったとして、ミランのFW
ロナウジーニョが引退も検討していると報じた。しかし
ロナウジーニョの実兄で代理人も務めるアシス氏が、まずこの報道を否定。そして
ロナウジーニョ本人も自身の公式ホームページ上で、事実無根と完全否定した。
「『Sport』紙の報道には根拠がない。引退を考えたことは一度もないし、いつの時でもプレーすることに喜びを感じている。僕はミランに所属していて幸せだし、ミラノの町にも満足している。それはこれまでプレーしたすべてのクラブと、それぞれの町にも言えることだ。事実に基づいたポジティブ、もしくはネガティブな批判があるのは当然で、それは僕自身もしっかりと受けとめなければならない。しかし事実ではないニュースを流されたら、僕は受け入れないよ」
ロナウジーニョはこう話し、「Sport」紙が掲載した引退報道を完全に否定した。「Sport」紙は20日に公式ホームページ上で、『
ロナウジーニョは、自身の衰えを自覚しており、またミランでプレーするモチベーションを失っている。彼の周辺の人物も、
ロナウジーニョの引退をひとつの可能性として検討している』と伝えていた。
ロナウジーニョは、バルセロナ時代にも「Sport」紙に悩まされていた。確認不十分の事実とは異なる記事を何度も掲載されたのだ。
ロナウジーニョは説明する。
「いつも誤ったニュースを垂れ流していた。僕に敵意丸出しでね。当然、どれも根拠のない記事ばかりだった」
最後に
ロナウジーニョは、チームメイトへの約束を語った。
「すべては明らかになっている。僕とミランの契約は2011年まで有効だ。僕はチームメイトたちと一緒にこの契約をまっとうしたい。そしてこのチームでできる限りのタイトルを獲得したいんだ」