――もうちょっと良いことも。
島崎:あ、ごめんなさいね、悪いことばっかりだね。良いこと無いと思うんですけど(笑)。
――人からは、どのように言われますか?
島崎:飽きっぽい。だから、この世界が合ってると思って。この仕事って、毎日同じことをやってそうで、毎日違う方とお会い出来て、違うお仕事が出来るから、永遠に飽きないで良かった。
――天職なんですかね。
島崎:そう。やっぱり何かあるんだ、って思いましたよ。まぁ、今OLをやれと言われても、朝起きれないです。夜は大丈夫でも、飲み屋に行くと毎日飲めないし、みんな体を壊すから、転職出来ないなって(笑)。
――CDジャケットは、どのようにして決まったんですか?
島崎:出来上がるまで本人は分からないじゃないですか、本当にもうビックリしちゃって。まさかこんなシンガーソングライターみたいな、すごく可愛くない?(笑)。一応見本とかあるじゃないですか、でも見本はあくまでも見本であって。私はもう全部スタッフに任せるんですよ。あんまり自分でこだわりがあると、そこから離れなくなってつまらないなと思うタイプなので。「写真チェックとかいいんですか?」って言われて、チェックしてもねぇ(笑)。自分の好きな顔と、皆さんが見ていいと思う顔と、求められてる顔って、決して一致してると思ってないので。全部お任せしたら、やっぱり良かった。「メッチャ綺麗!」と思って(笑)。仲のいいタレントさんとかは、「これ、お前か?」って(笑)。「修正してませんよ!」って。私は黙ってれば、いいんですよ。
――確かに、見た目と中身のギャップは少なからずあるかも知れませんね(笑)。
島崎:すいません(笑)。やっぱり20年やってると、「飽きられてる」っていう言い方でもないですけど、
島崎和歌子というイメージはおかげ様でもう出来上がってるんですが。でも改めてまたこういう写真1枚でも、違う
島崎和歌子を今年皆さんに見せられると、こっちもやりがいありますし。ファンの方も、テレビを観てる方も楽しんでもらえるんじゃないかなとは思ってます。
――2009年が明けたばかりですが、今後も出していきたいですか?
島崎:出してくれるのかな?こればっかりは会社の力とねぇ、レコード会社さんがやる気が無かったら、このご時勢じゃない。フィーチャリングが流行ってるから、テルマちゃんとかがいるから、ちょっとやらしてくれないかな?と思って(笑)。福山さんとかいらっしゃるから、ちょっと自分で売り込みに行こうかな。「曲書いてくれないかなぁ?」みたいな(笑)。
――ご本人の希望としては、やりたいですか?
島崎:本当にこれは良いご縁なので、良い感じで。ユニバーサルさんも、私はデビュー当時ポリドールだったんですけど、ポリドールさんが合併になって。当時のスタッフの方もいらっしゃったり、そういうご縁もすごくあるんですよ。歌に関しては、一言で言い表せない人と人との繋がりだし、歌の期間が16年も空いてて、普通出さないでしょ(笑)。
――また何かいいお話があればと。
島崎:うん。何となく薄々、「
島崎和歌子って、昔アイドル歌手だったんじゃないの?」というイメージがあると思うんです。だから今回で「ちゃんと歌手なんだな」という部分を見せられると、これがまた第2弾、第3弾…。
――広がると思います。
島崎:絶対。誰かと歌ってたらごめんなさいね、「あの人、本当にやっちゃってるよ」みたいな(笑)。
――願わくば、紅白に出られれなばと。
島崎:そうそう。グループでも、何でもいいじゃない。前向きにね(笑)。
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