パルマに所属する鈴木は、11月にセリエAのミラン戦で左手を骨折。日本での手術とリハビリを含め、約4か月の戦列離脱を余儀なくされた。だが、3月中旬のトリノ戦で復帰。2試合をこなし、日本代表復帰を果たした。
セリエAでの2試合は、ミスからの失点を許すなど計6ゴールを献上。それまで5試合で黒星がなかったチームが連敗を喫したこともあり、批判も浴びせられた。だが、代表ではスコットランド、イングランドとの親善試合をいずれもクリーンシートで終えている。
以前から鈴木への関心がうわさになっているチェルシーの専門サイト『The Chelsea Chronicle』は4月1日、「彼はロングボールを蹴るタイミングも分かっていた。そして足元にボールを持っていたときも、決して危険な瞬間がなかった」と、鈴木の獲得を後押しした。
「リアム・ロシニア監督のプレースタイルでは、後方からの組み立てが重要だ。シンプルにロベルト・サンチェスはその点で水準に達していない。これまで多くのトップクラブのレーダーに登場してきたスズキを獲得することで、チェルシーはこれを解決できる」
同メディアは「直近のチェルシーはGK問題を解決するための補強をしていない。だが、サンチェスの代役となり得る候補のうわさはたくさんあった」と続けている。
「そのひとりが、日本代表守護神だ。チェルシーはこれまで何度かイタリアにスズキ視察のためのスカウトを派遣してきた」
「23歳だけに、ベテランよりも若手を獲得するという方針に背くこともない。ただ、マルク・ククレジャがその方法に疑問を呈したのを受け、チェルシーのオーナーは、補強戦略を変えようとしているとの報道もある」
パルマは鈴木が離脱中に控えGKのエドアルド・コルビが台頭。生え抜きとの契約を延長し、夏の鈴木売却に備えているとも言われる。ワールドカップとともに去就が注目される鈴木は、プレミアリーグに挑戦することになるのか。昨夏のクラブ・ワールドカップを制したチェルシーをはじめとする強豪の動向から目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】日本を舐めているのか。イングランド代表の名将が用意したのは“とんでもない愚策”だった