BA.3.2は世界保健機関(
WHO)によって昨年12月から監視対象に指定されている。
疾病管制署の林明誠報道官によれば、桃園空港の検疫所はこの女児の入境時に発熱を確認し、24時間以内に
医療機関を受診するよう求める通知を出した。同空港では症状がある旅行者に対し、自発的な唾液検体の提供を求めており、女児も自発的に検体を提供した。分析の結果、BA.3.2が検出された。
疫学調査を行ったところ、女児は入境前の14日間は
シンガポールに滞在しており、直近12カ月以内に
新型コロナウイルスの
ワクチンを接種していないことが分かった。そのため、同署は今回の感染例を輸入症例とした。
林氏はBA.3.2について、監視対象になってから4カ月近くが経過したものの、世界における割合は明確な上昇傾向にはないとし、その競争力は他の
変異株には及ばないとの見方を示した。その上で、同署として動向を引き続き注視するとし、リスクが高い人々に対しては最新の
ワクチンの接種を呼びかけた。
(曽以寧/編集:名切千絵)