現地3月28日にアメリカはアトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムでベルギーと対戦し、2−5という「痛みを伴う」敗戦を喫した。
試合後、ポチェティーノ監督は記者団に対し、選手たちが十分なアグレッシブさを見せられなかったとの考えを示したが、悲観的な見方を打ち消し、前を向いた。
「ベルギーに2−5で負けたという事実から、ポジティブなことがあると言っても、人々を納得させられないだろう」と認めつつも、「しかし、ドレッシングルームで見られたポジティブなことはあまりにも多い。そして、このような結果は今、起きた方がいい」と続けた。
アメリカは、昨年9月以降は無敗で、親善試合で3連勝中だっただけに、今回の敗戦はアルゼンチン人指揮官にとって後退と見なされても仕方がない。
試合はウェストン・マッケニーのゴールでアメリカが先制も、前半終了間際にゼノ・デバストに同点弾を許す。これを皮切りに、ヨーロッパの強豪に5失点を喫する展開となった。
ポチェティーノ監督は敗因について「我々は十分にアグレッシブではなかった」と分析。中盤の選手たちがベルギーの選手への寄せが遅かったことや、相手の左ウイング、ジェレミー・ドクとの1対1で苦戦した右サイドバックのティモシー・ウェアへのサポート不足を課題に挙げた。
それでも、「これはただの試合だ。我々にとって何もかもうまくいかなかった試合というだけだ」とし、「結果には失望しているが、パフォーマンスを見れば、個々の選手が力を発揮しなかったとは言えない」と選手を擁護した。
また、前半に見せたプレーこそがチームの目ざす姿だと強調。「前半こそが我々のやりたいプレーだ。問題はそのレベルの維持だった」と語る。
「ベルギーのインテンシティに匹敵した時は、我々は互角かそれ以上だった。問題はそのインテンシティの維持だ」と繰り返した。
さらに、ファイナルサードでの質の差も指摘。「重要なエリアで、我々は正しいエネルギーを持っていなかった」と悔やみ、「我々の方がラストサードへの侵入回数は多かった。だが、彼ら(ベルギー)は非常に決定力があった」と述べた。
なお、ハーフタイムでベンチに下がったジョニー・カルドーソに関しては、交代が事前に計画されていたと明かす。「ジョニーはうまくやっていた。良いパフォーマンスだった。しかし、選手やメディカルスタッフの話も聞く必要がある。45分、プレーすることは事前の計画だった。週の初めから、彼は身体のいくつかの部分に違和感を抱えていた」と説明している。
一方、ベルギーのリュディ・ガルシア監督も試合後の記者会見で、「アメリカは今夜の結果よりも良いチームだ」と相手を評価した。
「我々は悪く始まったが、それはUSAが我々よりもアグレッシブだったからだ」とアメリカの立ち上がりを称賛。失点後のチームのリアクションと、後半に見せた攻撃の質には「非常に満足している」とし、「我々は攻撃に大きなクオリティを持っており、どんなチーム相手にも得点できる」と胸を張った。
アメリカは中2日で、同じくアトランタでポルトガルとの親善試合に臨む。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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