現地3月26日、北中米W杯の欧州予選プレーオフ準決勝で、ボスニア・ヘルツェゴビナは、ウェールズと敵地で対戦。51分に先制を許すも86分に追いつき、1−1で延長戦を経てのPK戦に持ち込んだ末に激戦を制し、イタリアとの決勝に駒を進めた。
値千金の同点弾を挙げたのはエディン・ジェコだ。147キャップを誇る40歳の英雄は、CKからヘッドでゴールを奪い、これまたボスニア・ヘルツェゴビナ代表記録を更新する73点目をマークした。
勢いそのままに、自分たちのホーム・ゼニツァで行なう決勝でイタリアを下し、3大会ぶり2度目のW杯出場を果たせるか。欧州サッカー連盟の公式サイトによれば、ジェコは試合後のインタビューで「イタリアはゼニツァに圧倒的な勝利候補としてやってくるだろう。我々の実力を示す時間は90分ある。全力を尽くす」と超難敵撃破を誓った。
「イタリア相手に勝利候補を名乗れるチームなどあるだろうか。だから、我々がホームで戦うとはいえ、その試合では間違いなく彼らが勝利候補だ。今日は厳しい試合だったから、今は少し休養が必要だ。そしてまた全力を尽くし、イタリア撃破を目指す」
2014年のブラジル大会での初出場を知るスーパーレジェンドは、W杯の出場権獲得は「全てを意味する」と伝えた。
「もちろん僕だけのためではなく、チームの次世代を担う若手たちのためでもある。多くの才能ある選手たちがいる。彼らのキャリア上、素晴らしい経験になるだろう。ぜひともそれを成し遂げたい」
FIFAランキングでも大きな差があるが、ここまでくればそうしたデータは関係ない。一発勝負を制し、ボスニア・ヘルツェゴビナは12年ぶりに歓喜の瞬間を迎えられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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