決勝のカードは
オーストラリア対日本。試合が行なわれるスタジアム・
オーストラリアは、2015年の男子
アジアカップ制覇、23年にサム・カーがイン
グランド戦で決めたゴールなど、
オーストラリアサッカーの象徴的な瞬間が生まれてきた場所である。
カーペンターは、母国での決勝戦が「一生に一度の機会」だと強調する。
「主要な大会で、
オーストラリアでの決勝戦を戦う機会がまたあるかしら? おそらく、もうない。だからこそ、これは私たちにとって一生に一度の機会になる」
中国を2−1で下した準決勝では、前半の出来に満足していなかったと振り返り、「ハーフタイムにお互いに言い聞かせたの。『さあ、ここはホームよ。ファーストボール、セカンドボールを勝ち取ろう』と。その姿勢が明日の決勝につながる」と語気を強めた。
タイトルを争う相手、なでしこジャ
パンは、ここまで5戦全勝で28得点1失点と圧倒的な強さを見せているが、カーペンターは臆していない。
「日本は素晴らしいチーム。ワールドクラスのチームだけど、私たちもそれに匹敵できる。自分たちのチームを軽視して、この試合に怖気づいて臨むべきではない」
そして「アグレッシブさ、フィジカル、スピードをこの試合に持ち込む必要がある。日本はおそらくそれを好まないでしょう」と、自分たちの強みをぶつけることを誓った。
“マチルダス”(
オーストラリア女子代表の愛称)が女子アジア杯を制したのは、16年前の1回のみ。「私はこのチームに10年いるけど、まだトロフィーを掲げたことがない。明日、それを実現できれば素晴らしい機会になる。一部の選手にとっては、このチームでの最後の大会になるかもしれない。だからこそ、大きな意味があるの」と、タイトルへの渇望を口にした。
2025年2月に日本に0−4で敗れて以降、チームは大きく成長したという。今大会での北朝鮮や
中国との厳しい戦いを経て、「決して諦めない姿勢」を取り戻し、チームは団結した。「私たちは今、最高の状態にある」と自信をのぞかせた。
決勝戦のチケットは「完売って聞いたわ」と話すカーペンターは「試合前に国歌を聞きながら外を歩くと、少し感情的になるの。たくさんの人々が私たちを応援しに来てくれる。みんなのために良いショーを見せたい」と意気込んだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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