社内で呼び掛けられていたのは燃料費の削減です。
Q)
ガソリンの使い方
「できるだけアイドリングしないように」
関東圏との石油の輸送などを手掛ける新潟市の沼垂運輸です。輸送に使う車両は30台。燃料のメインは軽油で、燃料費は年間7000万円前後だといいます。
〈沼垂運輸 星山洋一社長〉
「原油が上がって、油関係が上がると、いろんな物に影響しますよね。 タイヤとか部品とかすべて(の価格)が上がっていくので、物を大事にしましょうとか無駄なことは省きましょうとか、 そういう方向でいかないと経営が成り立たないですよね」
アメリカとイスラエルがイランへの攻撃を開始して一週間余り。激化する中東情勢を受け、原油価格が急速に高騰しています。安定した原油供給への懸念が強まったことから、3月9日の東京株式市場は株価が下げ止まらない展開となりました。
日経平均株価の3月9日の終値は先週末と比べ2892円安い5万2728円で、過去3番目の下げ幅でした。一時は4200円を超える下げ幅となり、中東情勢が悪化して以降7000円以上下落しています。
こちらの運送業者にとってメインの燃料となる「軽油」は4月1日から暫定税率が廃止される予定です。その矢先での原油価格の高騰でした。
〈沼垂運輸 星山洋一社長〉
「出先で一晩トラックの中で寝たりするので、エンジン切って暖房も切れというわけにはいかないので、特にいま冬場なので。こんなことになるとは誰も予想していなかったので…一番お願いしたいのはこの紛争が早く終わってもらいたいということ。経営努力で乗り切るしかないので」
燃料費の高騰はいつ止まるのか。先が見えない状況に不安が募ります。