同日に行われたこの試合の前半、ヘルタにPKが与えられる可能性でVARが介入した。ところが主審はオンフィールド・レビューを行うためにピッチ脇のモニターまで足を運んだものの、モニターは真っ暗のままで映像が映らない事態が発生。主審はコミュニケーションシステムを通じてVARからプレーの情報を聞き取り、最後まで映像を見ることができないままヘルタにPKを与えた。試合はヘルタが2-1で勝利している。
ホームのプロイセン・ミュンスターは一連の事案について、公式サイトを通じて「熱狂的なサポーター席からマスクを被った観客が不正にピッチ内へ侵入し、技術機器の電源プラグを抜いてしまった」と原因を公表した。併せて「この事件を遺憾に思っており、犯人を特定して責任を負ってもらうためにあらゆる手段を講じる。また、同様の事件が発生しないように直ちに対策を講じた」と声明を発表している。
試合中には「VARの電源プラグを引き抜け」と書かれた横断幕がプロイセン・ミュンスターのサポーター席側から掲示されたこともあり、「最初の調査時点では計画的な行動だったことが明らかになった」ようだ。
現地紙『ビルト』によると、ヘルタのシュテファン・ライトル監督は「(VARを)好むかどうかに関係なく、そういうことが起こらないようにしなければいけない」とコメント。ヘルタのMFポール・セガンは「そんなことを思いつくなんて馬鹿げている」と苦言を呈している。
なお、この試合ではプロイセン・ミュンスターのFW山田新が加入後初先発を飾り、前半の45分をプレーした。