――学生時代は勉強を頑張られていたと伺いました。
空峰凛:そうですね。母がとにかく厳しい人です。愛情も注いでくれる代わりに、普通に手も出る、みたいな(笑)。わからないことを知るのは好きで、昔から算数とか理科のような、いわゆる理系科目に興味がありました。反面、文系科目はあまりできなくて。でも中学校くらいまでは成績も良かったんですよね。図工や家庭科などの専科も好きで、毎年何かしらのコンクールで選ばれるくらいには、頑張って取り組んでいたと思います。
――頭脳明晰でそれだけの美貌で、弱点がないじゃないですか。
空峰凛:いや、結構たくさんあります。特に文系の一般常識が欠如しているんですよね。たとえば笑うとき、「口角(こうかく)を上げる」というじゃないですか。最近まで、「くちかど」だと思ってて。友人に「そんな間違い方初めて知った」と笑われました。たぶん、発覚していないだけで、似たような認識の違いをまだまだしていると思います。
中学のときは、ノートを書くのが得意ではなくて。教科書に全部必要なことを書き込んで、ノートは計算式だけやるような子どもでした。でも一生懸命やるので成績はいいんですけど。たぶん、ちょっと扱いに困る生徒の部類でした。
◆研究職として働きながら二足の草鞋で…
――徐々に変わり者であることがわかってきたわけですが、なぜ芸能界に入ろうと思ったのでしょうか。
空峰凛:小学生時代にモデルという仕事に興味があったんです。芸能プロダクションも受けて合格するのですが、何しろ母が厳しいので、「撮影や稽古で普通の学校生活が送れなくなるからダメ」と言われてしまって。そのまま普通に大学は理工学部を出て、最初は化粧品の研究開発に携わっていましたが、2年くらいで製薬会社の研究職に転職したんです。
――しかし社会人になってから、やはり芸能界に入りたくなってしまった。
空峰凛:私が社会人になったころは、ちょうどコロナ禍でした。思ったほどお給料が増えないなかで、「何かいい副業はないかな」と思ったんです。それで撮影会モデルをやっていました。結局それで評価してもらえたことがきっかけで、グラビアにも挑戦することができたんです。
◆あえて過激な衣装を身にまとうワケ
――現在はグラビア一筋ですよね。
空峰凛:はい、副業だったグラビアが本業になって、お陰様でそれで生活をしていけるようになりました。最近はファンティアなどで収益化もできていて、多くの人に応援していただけてとても嬉しいです。
――グラビアの衣装が過激ですよね。率直に聞きますが、性的な消費対象として見られることに嫌悪感はないですか。
空峰凛:衣装は過激ですね。「どんどん露出面積が増えていく」みたいなのが嫌で。というのは、年齢がいってきたから裸に近くなったと思われたくないんですよね。そうじゃなくて、最初からきちんと露出したい(笑)。
ただ、そのなかでも自分のルールがあります。ショーツとブラジャーで覆われる3点を隠しつつ、いかにして自分の表現を男性に届けて、楽しんでもらうかを重視しています。したがって、グラビアをやる時点で男性から性的な消費をされることは確定しているので、「それならこの分野でトップとりたい」という思いが強いですね。
――近頃はメディア露出も多いですが、知り合いから連絡が来たりしませんか。