今回は、客のトイレ利用の実態について書いていきたい。
◆「トイレのみ使用する客が約4割」でもマナー違反が多い
筆者が長年コンビニで働いてきた感覚では、半分ぐらいの客が公衆便所のように勝手にトイレを使っているように思われる。
先日、電車に座っていると、目の前に二人組の若い女性がいて、会話が聞こえてきた。彼女たちは、「どこどこのコンビニはトイレが汚い」と文句を言っていた。
とはいえ、会話の内容からトイレだけ利用していることがわかり、“公衆便所代わりに使っておいて何を言っているのか!”と思ったものだ。
筆者の働く店にも女性のグループがやってきて、『トイレをご利用する方はスタッフに断って下さい』の張り紙を無視して勝手に全員が使用し、何も購入しないでお礼も言わず、当たり前のように帰ってしまうことがある。
スタッフ一同は不快で、腹が立つだけである。そのように思われることを理解できないのであろうか?
◆利用不可になってほしい理由
正直、コンビニ周辺に公衆トイレがある地域では、基本的に利用不可でいいと思う。もちろん地方や幹線道路沿いなどはそのままでいいだろう。
コンビニがそもそも、トイレ使用を禁止、制限する理由を考えてみたい。それは、一部利用者のマナー違反にある。
1.汚す
最低である。汚したら自分で掃除して欲しい。
2.長時間占拠
何をしているのか、ずっと出てこない人がいる。なぜだろう? そんな人に限って勝手に使って、そして帰っていく。迷惑この上ない。スタッフが使用できないし、利用したいお客さんも使えなくなる。逆に、20分ぐらい籠っていられると心配になってくるもので、中で倒れているかもしれないし、違法薬物でも使用している可能性もあるからだ。その場合はノックして確認するが、わずかに中から声が返ってきて、しばらくすると何食わぬ顔で、一言も言わずに出て行ってしまう。ほんと、迷惑だからやめてくれよ。
3.経済的、精神的な負担
トイレットペーパーなどの備品や、電気・水道代などは店側が負担するわけで、これが意外と大きい。それに、スタッフもいろいろと気をつかわないといけないので、精神的な負担も少なくない。前から思っていたが、トイレを有料にすればいいのではないか?
4.ゴミの放置
筆者が働く店舗では、ゴミ箱を少しわかりにくい場所に設置している。外からの持ち込みゴミを制限するためだ。ある時、一緒に働くT君が紙袋を持ちながら、「浜さん、こんなのがトイレに捨てられていました」と、怒ったように言ってきた。
変なものじゃないかと中身を確認すると、それはなんと‥‥‥某ハンバーガーチェーンで購入したハンバーガー、ポテト、コーラだったのだ。なぜか、それは半分ぐらい残っている。
なんで食べかけが捨てられるのか! これには思い当たる連中がいた。筆者とT君が二人でシフトに入っている時は、トイレの鍵を閉めて、事前に断ってきた人だけに貸すようにしている。なぜなら極寒の中、半袖で店内をウロつく人や、複数で来るガラの悪い連中が勝手に入り、防犯上、心配だからだ。