スマートフォンやPC向けのプロセッサーを開発するQualcommがウェアラブルデバイス向けSoC「Snapdragon Wear Elite」を2026年3月2日に発表しました。Snapdragon Wear EliteはAI処理用プロセッサー(NPU)を内蔵しており、最大20億パラメーターのAIモデルをローカルで実行することができます。
Snapdragon Wear Elite Platform | Qualcomm
https://www.qualcomm.com/wearables/products/snapdragon-wear-elite-platform
Qualcomm Powers the Rise of Personal AI with New Snapdragon Wear Elite Platform | Qualcomm
https://www.qualcomm.com/news/releases/2026/03/qualcomm-powers-the-rise-of-personal-ai-with-new-snapdragon-wear
Snapdragon Wear Eliteはスマートウォッチやペンダントなどのウェアラブルデバイス向けのSoCです。

SoCは3nmプロセスで製造され、内部にCPUやGPU、NPU、モデム、センサー、メモリなどがギッシリ詰まっています。

最大の特徴はHexagon NPUを搭載しているという点です。Hexagon NPUはAI処理専用に設計されたプロセッサーで、消費電力を抑えつつ最大20億パラメーターのAIモデルをローカルで実行できます。また、2025年に登場したSnapdragon W5+ Gen 2と比べてCPU性能が5倍、GPU性能が7倍に向上しています。

5G RedCapやWi-Fi、Bluetooth 6.0での無線通信に対応しているほか、衛星経由の位置情報取得も可能です。

Snapdragon Wear EliteはMotorola、Samsung、Googleといったパートナー企業によってサポートされており、今後数カ月以内に搭載デバイスが登場する予定です。