Lenovo傘下のスマートフォンメーカーであるMotorolaが、セキュリティを重視したAndroidベースのOS「GrapheneOS」と提携を結んだことを明らかにしました。MotorolaはGrapheneOSと互換性のあるデバイスの開発を目標としています。
Motorola News | Motorola's new partnership with GrapheneOS
https://motorolanews.com/motorola-three-new-b2b-solutions-at-mwc-2026/

Motorola partners with GrapheneOS for future phones • The Register
https://www.theregister.com/2026/03/02/motorola_grapheneos/
MotorolaはGrapheneOSを開発するGrapheneOS Foundationとの長期的なパートナーシップを通じ、スマートフォンのセキュリティを強化するとともに、GrapheneOS互換性を備えた将来のデバイス開発に取り組むとしています。
GrapheneOSによると、最初は2026年発表の「Motorola Signature」や「Motorola razr fold」と同レベルのフラッグシップモデルで提携するとのことですが、将来的にミドルレンジモデルに拡張される可能性があるそうです。最初のモデルは2027年にデビューする予定です。
GrapheneOSは不要なプリインストールアプリ(ブロートウェア)を極力排除したりリスクのある機能を無効かしたりといったカスタムを施したAndroidベースのOSで、セキュリティ性能の高さを特徴としています。GrapheneOSをインストールするためのハードウェア要件は厳しく、これまでは基本的にGoogleの「Pixel」シリーズしか対応していませんでした。
Motorola製デバイスに搭載されるGrapheneOSもPixelに対応したものと同じで、ブロートウェアは一切ないとのこと。
GrapheneOS Foundationは「Motorolaと提携し、業界をリードするプライバシーおよびセキュリティ重視のGrapheneOSを次世代スマートフォンに提供できることを大変うれしく思います。この協業は、GrapheneOSの普及拡大における重要な節目となります。モバイルセキュリティの向上に向けた意味のある一歩を踏み出したMotorolaを高く評価します」と述べました。
Motorolaは「GrapheneOSの先進的なエンジニアリングと、Motorolaの数十年にわたるセキュリティの専門知識、実際のユーザーインサイト、そしてLenovoのThinkShieldソリューションを組み合わせることで、この協業は新世代のプライバシーおよびセキュリティ技術を前進させます。今後数カ月にわたり、MotorolaとGrapheneOS Foundationは共同研究、ソフトウェア強化、新たなセキュリティ機能の開発を継続し、パートナーシップの進展に伴い、さらなる詳細やソリューションを順次発表する予定です」とコメントしています。