英『BBC』によると、今季ここまでのプレミアリーグでは全ゴールの27.5%がセットプレイから生まれている。これはPKを除いたセットプレイの数字であり、ここ10年のプレミアでは最多の割合だ。首位を走るアーセナルはそのトレンドをリードする存在で、セットプレイが必殺の武器になっている。
しかし、この戦い方に賛否両論あるのも事実だろう。セットプレイを巧みに使うのも1つの手ではあるが、退屈と感じる人もいるかもしれない。
リヴァプールを指揮するアルネ・スロットは、退屈と考えている派だ。スロットはプレミアリーグの戦いそのものは面白いとしながらも、セットプレイ重視のトレンドは退屈と正直な思いを口にしている。
「受け入れるしかないね。プレミアリーグは特にそうだ。他のリーグを見ると、セットプレイはそこまで重視されていないと思う。たまにエールディヴィジの試合を見るけど、ゴールが認められなかったり、GKへのファウルが宣告されることもある。『あ、ここはプレミアとの違いだな』と感じるよ。プレミアではGKの顔面を殴っても、審判が『続けろ』と言うこともある。好きかって?正直好きではない。サッカーについて問われたら、10〜15年前のバルセロナを思い浮かべる。毎週末の夜、彼らの試合を楽しみにしていたものだ」
「今のところプレミアの試合は個人的に楽しめるものではないが、非常に競争が激しいところは興味深い。このリーグが素晴らしいのは、全てのチームに勝つチャンスがあるところだ」
セットプレイは有効な武器だが、得点シーンがそこに偏ってしまうのは考えものか。流れるようなパスワークやドリブルを軸とした攻撃を求めているサッカーファンにとっては退屈に映るかもしれない。