| アップルの新しいiPad Airが発表!13インチ(M4)と11インチ(M4)の2機種 |
Appleは2日(現地時間)、同社が展開するタブレット「iPad」の薄型モデル「iPad Air」シリーズの新商品として「11インチiPad Air(M4)」および「13インチiPad Air(M4)」を発表しています。日本を含む35の1次販売国・地域では2026年3月11日(水)に発売され、価格はアメリカでは11インチiPad Air(M4)が599ドル(約94,000円)から、13インチiPad Air(M4)が799ドル(約126,000円)からとなっています。
すでに同社の公式Webストア(公式Webサイト「Apple.com」および公式アプリ「Apple Store」)では予約販売が開始されており、日本での価格(金額はすべて税込)はAppleの公式Webストアでは11インチiPad Air(M4)のWi-Fiモデルの128GBが98,800円、256GBが114,800円、512GBが150,800円、1TBが186,800円、Wi-Fi+Cellularモデルの128GBが124,800円、256GBが140,800円、512GBが176,800円、1TBが212,800円。
また13インチiPad Air(M4)のWi-Fiモデルの128GBが128,800円、256GBが144,800円、512GBが180,800円、1TBが216,800円、Wi-Fi+Cellularモデルの128Bが154,800円、256GBが170,800円、512GBが206,800円、1TBが242,800円。補償サービス「Apple Care+ for iPad」は11インチiPad Air(M4)が分割払いで650円/月(24カ月で総額15,600円)または一括払いで12,800円(2年間)、13インチiPad Air(M4)が分割払いで850円/月(24カ月で総額20,400円)または一括払いで16,800円(2年間)とのこと。
その他、ペン入力「Apple Pencil」は「Apple Pencil(USB-C)」および「Apple Pencil Pro」に対応しており、価格はApple Pencil(USB-C)が13,800円、Apple Pencil Proが21,800円で、またiPad Air用の「Magic Keyboard」(ホワイト)や「Smart Folio」(チャコールグレイ、ライトバイオレット、デニム、セージ)も販売され、Magic Keyboardは13インチ向けが49,800円、11インチ向けが46,800円、Smart Folioは13インチ向けが17,800円、11インチ向けが13,800円。
なお、Wi-FiモデルはApple以外からも量販店やソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」より販売され、Wi-Fi+Cellularモデルはオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)となり、こちらはApple以外からはヨドバシカメラやビックカメラなどの「Apple Premium Reseller」の一部店舗およびECサイトなどのほか、NTTドコモやKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」、SoftBankといった移動体通信事業者(MNO)より販売され、MNOではそれぞれAppleとは異なる価格となります。

13インチiPad Air(M4)および11インチiPad Air(M4)はiPad Airシリーズとしては初めてひと世代ごとに2モデルとなった前々機種「11インチiPad Air(M2)」および「13インチiPad Air(M2)」や前機種「11インチiPad Air(M3)」および「13インチiPad Air(M3)」に続いて同様に商品名の命名規則も揃えられてチップセット(SoC)を冠した商品名となり、新たにSoCは「Apple Silicon」の「M4」を搭載し、超高速なパフォーマンスやより大容量の内蔵メモリー、そして強化された接続性によって素晴らしい価値を提供するということです。
基本的にはそれぞれ11インチiPad Air(M3)および13インチiPad Air(M3)の仕様をほとんど継承しており、画面の周りの縁(ベゼル)が狭くなっているものの、顔認証「Face ID」には対応せず、本体側面の電源キー(トップボタン)部分に指紋認証「Touch ID」を搭載し、充電・外部接続端子はUSB-Cを採用しています。各部位はこれまでのiPad Proと同様にトップボタンや音量調節ボタン、デュアルスピーカー、デュアルマイク、USB-C端子、磁気コネクター、Smart Connectorで、同梱品はiPad Air本体のほか、USB-C充電ケーブル(1m)と20W USB-C電源アダプタです。
サイズは13インチiPad Air(M4)が約280.6×214.9×6.1mm、11インチiPad Air(M4)が約247.6×178.5×6.1mmとM2モデルやM3モデルとまったく一緒で、質量は13インチiPad Air(M4)のWi-Fiモデルが約616g、Wi-Fi+Cellularモデルが約617g、11インチiPad Air(M4)のWi-Fiモデルが約464g、Wi-Fi+Cellularモデルが約465gと、13インチiPad Air(M4)はM3モデルと同じですが、11インチiPad Air(M4)はM3モデルよりも微妙に重くなっており、本体色も同様に両機種ともにスターライトおよびスペースグレイ、ブルー、パープルの4色展開です。
画面は13インチモデルが約12.9インチ2732×2048ドットIPS液晶「Liquid Retinaディスプレイ」(約264ppi)、11インチモデルが約10.86インチ2360×1640ドットIPS液晶「Liquid Retinaディスプレイ」(約264ppi)を搭載し、広色域(P3)やTrue Tone、耐指紋性撥油コーティング、フルラミネーションディスプレイ、反射防止コーティング、1.8%の反射率に対応し、明るさは13インチモデルが600nit、11インチモデルが500nitsの輝度に対応。
13インチiPad Air(M4)のカラーバリエーション
11インチiPad Air(M4)のカラーバリエーション
またApple M4(3つの高性能コアと5つの高効率コアを搭載した8コアCPU、9コアGPU、16コアNeural Engine)、12GBのユニファイドシステムメモリー(RAM)、秒速120GBのメモリー帯域幅になったことで前機種と比べて性能の大きな飛躍をもたらし、M3モデルのiPad Airよりも最大30%高速で、M1搭載のiPad Airよりも最大2.3倍高速となっており、AIのためのパワフルな機種に仕上がっているとのこと。なお、USB-C端子はUSB 3(最大毎秒10Gb)やDisplayPortをサポート。
これにより、あらゆる作業でM4の圧倒的なスピードを実感でき、例えば、Apple Creator StudioではPixelmator Proでの写真の合成またはFinal Cut Proでのビデオ編集などがこれまで以上にすばやく行え、第2世代のハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディングやレイトレーシングに対応しているため、驚異的なグラフィックス性能を実現し、レイトレーシングを使用したプロレベルの3DレンダリングのパフォーマンスがM1搭載のiPad Airと比較して4倍以上高速になり、より正確な照明、反射、陰影と、極めてリアルなゲーム体験が実現しています。
またAIではより高いメモリー帯域幅と驚異的に高速なNeural Engineを搭載してAIモデルをより高速に実行できるため、講義のノートの文字起こしをする学生から新しいプロジェクトのストーリーボードを作成するクリエイター、メールを校正するビジネスユーザーまでのあらゆる人に恩恵をもたらします。さらに16コアのNeural EngineはM1のものより3倍高速で、写真内の被写体やテキストの検索またはGoodnotesやOnform: Video Analysis AppなどにおけるパワフルなAI機能の活用など、製品上のAIを使用する毎日のタスクに最適で、Final Cut Proのシーン除去マスクを使ったビデオ映像の背景の除去など、Apple Creator Studioのアプリの機能にもパワーをもたらします。
カメラは前面に約1200万画素CMOS/超広角レンズ(F2.0、画角122°)の「センターフレームカメラ」が横の縁に配置され、FaceTimeで友人や家族とつながる場合でも、キーボードを取りつけてiPad Airを使ってビデオ会議に参加する場合でも最も良く使う向きになっていて最適なほか、機械学習(ML)を使って自動的に全員が視野に収まるようにするセンターフレームを提供します。また背面には約1200万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、5P)を搭載し、Focus PixelsやLive Photos、スマートHDR4、4K動画撮影(60fps)、1080pスローモーション動画撮影(240fps)などに対応。
さらにデュアルマイクはカメラと同調して機能するよう設計されており、使われているカメラから音を拾って気が散る周囲の雑音を最小限にし、空間オーディオに対応した横向きのステレオスピーカー(横向き)も備えており、特に13インチモデルは音楽や映像といったコンテンツを楽しむのに最適な2倍の低音を響かせて一段と優れた音質をもたらします。一方、通信面では新たにAppleが設計したワイヤレスネットワークチップである「Apple N1」を搭載し、Wi-Fi 7やBluetooth 6、Threadを利用可能にします。
またApple N1は5GHz帯におけるWi-Fiネットワークに接続した時により高いパフォーマンスを発揮し、インターネット共有やAirDropなどの機能の全体的なパフォーマンスと信頼性を向上させるとのこと。さらにWi-Fi+CellularモデルではAppleが設計したモバイル通信モデム「Apple C1X」を搭載し、M3搭載のiPad Airよりも最大50%高速なモバイルデータ通信パフォーマンスを実現し、モバイルデータ通信を利用している場合にM3搭載のiPad Airよりもモデムのエネルギー使用量が最大30%少なくなります。またWi-Fi+Cellularモデルでは位置情報取得(GNSS/GPS)に対応しています。
その他、Apple PencilとMagic Keyboardにおってアイデアを素早く書き留める段階から作業の完了までiPad Air上で創造性と生産性を解き放って次のレベルへと引き上げ、Apple Pencil(USB-C)とApple Pencil Proによって2つの素晴らしい選択肢が提供され、Apple Pencil(USB-C)はメモやスケッチのような基本的なタスクで優れた価値を発揮し、Apple Pencil Proはスクイーズやバレルロールなどの機能を活用してまったく新しい方法でアイデアを形にできるようにすることによって究極の体験をもたらします。なお、Apple Pencil Proは「探す」にも対応しており、Apple Pencil Proを置き忘れた場合でも見つけられるようにします。
一方、Magic Keyboardは驚くほど快適なキーボードを搭載しており、テキスト選択のように精密な操作が求められるタスクに理想的な内蔵トラックパッドを搭載し、さらに14のファンクションキー列によって画面の明るさや音量の調節などの機能に簡単にアクセスできます。またMagic Keyboardはマグネットで取りつけることができ、Smart ConnectorによってBluetoothを必要とせずに瞬時に電源やデータにつながり、機械加工されたアルミニウム製のヒンジには充電用のUSB-Cコネクタも搭載され、好評な魔法のようなフローティングデザインでブラックとホワイトで提供されます。
Wi-Fi+CellularモデルではSIMとしてeSIMに対応し、nanoSIM(4FF)カードなどのSIMカードスロットは非搭載で、日本向け製品は13インチiPad Air(M4)が「A3462」、11インチiPad Air(M4)が「A3460」で、それぞれの対応周波数帯は以下の通り。バッテリーはともにリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー内蔵で、容量は13インチiPad Air(M4)が36.59Wh、11インチiPad Air(M4)が28.93Whとなっており、それぞれWi-Fiでの利用で最大10時間、携帯電話ネットワークでの利用で最大9時間。その他の仕様では電子コンパスやiBeaconマイクロロケーション、3軸ジャイロセンサー、加速度センサー、気圧センサー、環境光センサーに対応。
5G NR: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n14, n20, n25, n26, n28, n29, n30, n38, n40, n41, n48, n66, n70, n71, n75, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 14, 17, 18, 19, 20, 21, 25, 26, 28, 29, 30, 32, 34, 38, 39, 40, 41, 42, 48, 66, 71
3G W-CDMA: 850, 900, 1700/2100, 1900, 2100MHz
2G GSM: -
OSはiPadOS 26がプリインストールしており、クリエイティブなタスクやプロフェッショナルなタスクを効率良く処理するために役立つパワフルな機能を導入し、iPadの能力をさらに高めます。また美しく新しいデザインは半透明の素材であるLiquid Glassで作られ、周囲の光を反射したり屈折させたりする一方で、入力に反応して意識を最も向けているコンテンツへの注目をさらに高めるようにダイナミックに変化します。さらにまったく新しいパワフルで直感的なウインドウシステムはiPadのシンプルさはそのままにアプリをコントロールしたり、整理したり、切り替えたりするのに役立ちます。
また新しいメニューバーによってディスプレイの上部から下へのシンプルなスワイプ操作またはカーソルを上部に移動することで、アプリで利用可能なコマンドにアクセスでき、アップデートされたリスト表示や新しいフォルダーのカスタマイズオプションの機能を備えて強化されたファイルアプリによってファイルを管理、アクセス、整理でき、Dockのフォルダーでダウンロードしたファイルや書類などにどこからでも便利にアクセス可能で、特定のファイルやファイルの種類を開く際のデフォルトアプリを設定できます。
加えてiPadのプレビューアプリはApple Pencilやタッチ操作ですばやくスケッチを作成したり、PDFや画像を表示、編集したり、注釈を加えたりすることが可能です。その他にオーディオ入力のコントロールや、ローカル収録で高品質な録音や録画ができる機能、バックグラウンドタスクによってより使いやすくするための新機能が提供されています。
Apple 2030は素材や電力、輸送という3大排出源による製品の炭素排出量を削減することによって2030年までにApple全体のカーボンフットプリントにおいてカーボンニュートラルにするというAppleの野心的な計画で、iPad Air(M4)は筐体に100%再生アルミニウム、バッテリーに100%再生コバルトを使用するなど、再生素材を30%使用して作られています。
またサプライチェーン全体で風力や太陽光などの再生可能電力を40%使用して製造されており、耐久性が高く修理可能であるように設計されているため、エネルギー効率と安全な化学に関するAppleの高い基準を満たしながら業界をリードするソフトウェアサポートも提供します。紙のパッケージはファイバー素材を100%使用しており、簡単にリサイクルできます。
記事執筆:memn0ck
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