▼2024年
約4974万本(約3割減少)
スマートフォンの普及によって、時間を知るために時計を身に着けるという行為そのものが変化していきます。
「指時計」の実現を後押ししたCASIOの“原点”
出水キャスター:
転換期にある腕時計市場に意外な風穴をあけたのが、指時計の「CASIO G-SHOCK nano」です。
この小さい指時計の開発が始まったきっかけは…
2023年、CASIOの商品会議で、ある工場から「G-SHOCKの形をした指輪」の提案があったそうです。
「本当に時計にしたら面白い」ということで、実際に商品化されたのですが、この提案の実現を後押ししたのは、CASIO社員なら皆知っている“ある物”でした。
それが、CASIOの原点「指輪パイプ」です。
1946年、創業者の樫尾俊雄氏が発明しました。「タバコを最後まで吸える」というアイデア商品として大ヒットしたそうです。
創業者自身が、指を起点とした商品をヒットさせたことで、今回の指時計も開発しやすかったという背景があるそうです。
また、この「指輪パイプ」で得た資金で、計算機などの開発が進んでいったということです。
「指時計」はどのような場面で活用する?
出水キャスター:
実際に指時計を購入した人は、バッグの紐につけているそうです。「電車やバスに座った際に、手を動かさずに時間が確認できて便利」ということでした。
また、会議中でもさりげなく時間を確認できるそうです。
開発担当者は「腕から指に変えるだけで新たな需要が生まれた。時計にはまだまだ可能性があると感じた」と話しています。
“少しの変化”で爆売れした商品
出水キャスター:
指時計のように、少しの変化で爆売れした商品を紹介していきます。
▼コクヨ
「GLOOスティックのり 165円〜」
まず、こちらのスティックのりなんですが、形を「四角」に変えて大ヒットしました。四角にすることで、角もはみ出さずに塗れるということで、発売から11か月で120万本売れたということです。
▼コクヨ
「ソフトリングノート 407円(B5サイズ)」
続いて、こちらのリングノートもリング部分を変えて大ヒットしました。リングの部分がプニプニになっているので、リングを気にせず端まで書けるということで、なんと10年間で4000万冊売れたということです。
意外なお困り事からビジネスチャンスがあるかもしれません。