「これを言っていいのかな」「あれは聞かないほうがいいかな」と疑心暗鬼になって、相手に率直に尋ねることなく、結果的に「決めつけ」が横行しているのが、多くの職場の現在地ではないかと思っています。
――『組織の違和感』p.35より
「言っても無駄だ」と思わされているのが問題
何も言わないからといって、不満がないわけではない。
「言っても無駄だ」と思わされているのが問題であり、それが続くチームがうまくいくはずがないのだ。
本書は、チームの力を最大限に引き出すため、職場の違和感を解消する方法を紐解いている。
A子が意地悪に感じたという先輩が実際にどうだったのかはわからないが、組織の中に「違和感を素直に話し合える雰囲気」があれば違っただろう。
それぞれの人が前向きに、能力を活かしていける職場になるといいと思う。
(本稿は、『組織の違和感 結局、リーダーは何を変えればいいのか?』の発売を記念したオリジナル記事です)
小川晶子(おがわ・あきこ)
大学卒業後、商社勤務を経てライター、
コピーライターとして独立。企業の
広告制作に携わる傍ら、多くのビジネス書・
自己啓発書等、実用書制作に携わる。自著に『文章上達トレーニング45』(同文館出版)、『オタク偉人伝』(
アスコム)、『超こども言いかえ図鑑』(川上徹也氏との共著 Gakken)、『S
APIX流 中学
受験で伸びる子の自宅学習法』(サンマーク出版)がある。