大岩ジャ
パンが“日本の育成”の
歴史を切り拓いた。U-21日本代表は20日、
AFC U23アジアカップでU-23
韓国代表と対戦し、1-0で勝利。五輪予選を兼ねる大会では2度の優勝経験を持つ日本だが、五輪予選を兼ねない大会では史上初の決勝進出となった。またロス五輪では参加国減によってアジアからの出場2枠と狭き門となる中、五輪予選の次回大会を前に“ノルマ達成”のファイナリストとなった。
準決勝の
韓国戦ではピッチを
強風が吹きつけるなか、風上の前半にセットプレーから先制点を奪取。後半は劣勢をしのぎ切り、粘り強い試合運びで勝利を勝ち取った。
大岩剛監督は試合後のフ
ラッシュインタビューで「この気候とこの風といろんな環境の中、選手たちは非常によくやってくれた」と称えた。
U23アジア杯は前身の
U23アジア選手権時代から2年に一度開かれており、2大会に一度の五輪予選を兼ねた大会では、16年大会と24年大会を制した実績を持つ日本。一方、五輪予選を兼ねない大会では五輪世代の強化を進めるべく。“2歳下”の21歳以下のメンバー編成で臨んでいることもあり、過去最高成績は22年大会のベスト4だった。
それでも今大会の日本はグループリーグを3戦全勝で突破すると、準々決勝で
ヨルダンとの死闘をPK戦の末に制し、準決勝では23歳以下の
韓国にも1-0で勝利。パリ五輪予選としてアジア制覇を果たした前回大会に続き、初の2大会連続決勝進出を果たし、五輪予選を兼ねない大会では初の快挙となった。
決勝トーナメントでは苦しい戦いが続いているものの、五輪を見据えた21歳以下のメンバー構成で勝ち切ったのは日本の育成においても大きな財産。大岩監督は「思い通りにいかない試合はレベルが上がれば上がるほど起こりうる。若い選手たちが成長を見せる戦いをしてくれた」と年上相手の奮闘に手応えを語った。
またロス五輪出場圏内のアジア2枠にも食い込み、次回大会のシミュレーションとしても上々の結果となった。さらに前回大会に続く連覇にも王手。大岩監督は24日の決勝戦に向けて「連覇というよりも、新しい若いチームで『このチームで絶対に優勝しよう』ということで来たので、いい準備をして臨みたい」と意気込んだ。