塩貝は後半21分から出場した。2-2で迎えた後半45+5分、中盤でルーズボールを拾ったMF佐野航大が前進してスルーパス。これに反応した塩貝がGKとの1対1で冷静にゴールに流し込んで劇的な決勝点となり、チームは4連勝で3位に位置している。
この得点で塩貝は今季6点目となり、昨季の4得点と合わせてリーグ通算2桁得点に到達した。10ゴールはすべて途中出場した試合で奪ったものであり、『フォルツァNEC』によると途中出場試合でのゴールのみで2桁得点に到達するのは
エールディビジ史上初。また、『フットボール・プレミア』によればシーズンまたぎの同一年に途中出場で10得点を記録するのは、元オランダ代表FWクラース・ヤン・
フンテラール氏が2019年に記録して以来2回目だという。
塩貝は現地
メディアの取材に応じて「もちろん個人としては違う立場を望んでいる」と話し、先発出場での活躍を望んだ。もっとも先発の座を争うライバルは、塩貝と並ぶ今季6得点の日本代表FW
小川航基。塩貝は「(小川が)良いプレーを見せているし、代表でもプレーしているから彼が一番手なのは理解できる。だからこそ僕はもっと実力を見せていかなければいけない」と現状を受け止め、さらなる活躍を誓ったようだ。
今季のリーグ戦で先発出場したのは1試合のみ。先発時には「考えすぎてしまう。頭の中がすごく忙しくなる」との課題があることを認識しており、指揮官からもリラックスするように求められたという。その上で途中出場時は相手DFの疲労でスペースが生まれやすい点を挙げ、結果に繋がっていることを示した。
現地
メディアからは
北中米ワールドカップについても話が及んだようだが、A代表の招集歴がない塩貝は「夢だけどとても難しいと思う」と冷静に話した様子。それでも「もし選ばれたらたくさんゴールを決めたい」と力を込めた。