【写真】無念の棄権 別れのあいさつをする松坂大輔「64」をマークして単独首位発進。2日目は「68」で2位につけて上位を守った。この日は4バーディ・1ボギーの「69」とスコアを伸ばす。単独首位でスタートした鈴木晃祐がトータル16アンダーで首位をキープしたものの、その差はわずか1打。優勝争いに加わって、ラスト18ホールに挑む。この3日間、上位を保てている要因については「思い切り振ること」と話す。これまでは大事な場面で合わせにいってしまっていた。「少し前から、思い切り振ってプレーすることを心掛けてきた。それがやっと、試合でもできるようになってきた」と、課題克服に手応えをつかんでいる。さらに今週は、キャディと明確な目標を立てていることも大きい。「初日を終えた時点で『20アンダーを目指そう』と話した。順位を気にするとショットに気持ちが出てしまう。目標を立てることで邪念がなくなって、気持ちの波も落ち着かせられる」。これまでリーダーボードを意識しすぎてプレッシャーを感じることもあったが、この
意識改革が好パフォーマンスにつながっている。兵庫県出身。滝川二高から大阪学院大に進学し、2020年にプロ転向した。QT1位で臨んだ24年は20試合に出場したが賞金
ランキング78位で初
シードには届かなかった。今季はQT19位で開幕し、リ
ランキングは12位で突破。ここまで15試合に出場して、最高位は18位で予選落ちは3回。現在、賞金
ランキング68位につけている。今大会は来季の職場を獲得するためのラストチャンス。
シード獲得のボーダーラインには2ランク足りない状況となっている。砂川が
シード権獲得をするためには30位前後に入ることが条件だが、優勝争いのなかにいる現状は、むしろ大きなチャンスだ。最終日最終組は自身初めてとなる。「自分の準備することをしっかりとやってきているので、最終日も変わらずに準備して挑みたいです」。優勝戦線のなかでしか味わえない緊張感のなかで、目標だけに集中して戦い抜きたい。ちなみに今季ツアー初優勝を遂げているのは、現在賞金
ランキング1位の金子駆大ら史上最多10人。11人目に輝くことはできるのか、初の栄冠に向けてラストスパートをかける。(文・高木彩音)
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