相馬氏は現役時代に鹿島アントラーズ、東京ヴェルディ、
川崎フロンターレで活躍。日本代表が初出場した1998年
フランスW杯も経験した。
引退後は
FC町田ゼルビア、川崎F、鹿島、大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)の指揮官などを歴任し、今季から鹿児島の監督に就任。1年での
J2復帰を目指すチームは現在、
J2昇格プレーオフ出場圏内の3位につけている。
クラブは退任の経緯に関し、公式サイトで「来シーズンに向けたクラブの運営方針について、相馬GM兼監督と現体制での継続に向けて協議を重ねてまいりましたが、強化組織における基本的なビジョン及びスタンスに相違があり、双方合意の上、契約を終了する事に至り、今季限りでの退任が決定いたしました」と説明した。
続けて「相馬氏には、クラブの発展に多大なるご尽力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます」と述べ、「後任につきましては、決定次第、改めてお知らせいたします」と伝えている。
相馬氏は「諸般の事情により、シーズン佳境の中、公表する事になったことをお許しください」とコメント。「クラブとの間では、フットボールそのものではなく、強化を取り巻くマネジメント面での
考え方にシーズン当初から相違があり、ここまで慎重な話し合いを重ねてきましたが、このような結論に至りました。来季以降に向けた準備も進めていた中で、このような形でクラブを離れる事になってしまったことは、私にとって本当に残念な形となってしまいました」と語っている。
この1年間を振り返って「一緒についてきて戦ってくれた選手、スタッフには感謝してもしきれません」と述べ、「残念ながら私は今シーズンを持ってクラブを離れる事となりますが、まだ戦いは残っています。昇格を掴み取れるように最後まで一緒に戦ってください」と呼びかけた。
また、クラブ代表の湯脇健一郎氏は「我々と相馬GM兼監督との間で、お互いに求めることや
考え方、方向性などに相違があり、これまでも幾度となく話し合いを重ねて参りましたが、折り合いがつかず、今シーズン限りで退任されることとなりました」と報告。「このような結果になり非常に残念でなりません」と無念さを示している。
そして「相馬直樹GM兼監督には目指すフットボールが間違っていなかったことを証明し、これから目指すべき方向性を示して頂いたと思っております。心より感謝申し上げます」とメッセージを送った。
以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文
●相馬直樹
(そうま・なおき)
■生年月日
1971年7月19日(54歳)
■出身地
静岡県■指導者
資格日本サッカー協会S級ライセンス
■選手歴
1994年〜2001年:鹿島アントラーズ
2002年:東京ヴェルディ
2003年:鹿島アントラーズ
2004年:
川崎フロンターレ■指導歴
2008年〜2009年:
川崎フロンターレU-18 ア
ドバイザーコーチ
2009年8月:
U-20日本代表 コーチ
2010年:
FC町田ゼルビア 監督
2011年〜2012年4月:
川崎フロンターレ 監督
2013年:モンテディオ山形 ヘッドコーチ
2014年〜2019年:
FC町田ゼルビア 監督
2020年〜2021年4月:鹿島アントラーズ トップチームコーチ
2021年4月〜12月:鹿島アントラーズ 監督
2022年5月〜2023年5月:大宮アルディージャ 監督
2025年:鹿児島ユナイテッドFC監督
■コメント
▽相馬直樹GM兼監督
「このたび、クラブとの契約を双方合意のもとで終了することとなりました。
諸般の事情により、シーズン佳境の中、公表する事になったことをお許しください。
クラブとの間では、フットボールそのものではなく、強化を取り巻くマネジメント面での
考え方にシーズン当初から相違があり、ここまで慎重な話し合いを重ねてきましたが、このような結論に至りました。来季以降に向けた準備も進めていた中で、このような形でクラブを離れる事になってしまったことは、私にとって本当に残念な形となってしまいました。
この1年間、縁もゆかりも無かった鹿児島の地での新たなチャレンジに、覚悟を持って向き合ってまいりました。その中で『前へ』というスタイルを貫けたことは、一緒についてきて戦ってくれた選手、スタッフには感謝してもしきれません。また、溢れんばかりのエネルギーに満ちたホーム白波スタジアムの雰囲気も大好きでした。
残念ながら私は今シーズンを持ってクラブを離れる事となりますが、まだ戦いは残っています。昇格を掴み取れるように最後まで一緒に戦ってください。
最後になりますが、クラブをともに支えてくださったすべての方々に深く感謝するとともに、鹿児島ユナイテッドFCの今後の発展を心から願っています。」
▽湯脇健一郎クラブ代表
「クラブが変革期を迎えようとしている中、相馬直樹GM兼監督には我々が目指す『攻守ともに前へ前へ』というスタイルを短期間でチームに浸透させ、最後まで優勝争いに絡むなど素晴らしい功績を残してくださいました。来シーズン以降も継続してこのスタイルを盤石なものにしていただきたかったのですが、我々と相馬GM兼監督との間で、お互いに求めることや
考え方、方向性などに相違があり、これまでも幾度となく話し合いを重ねて参りましたが、折り合いがつかず、今シーズン限りで退任されることとなりました。このような結果になり非常に残念でなりません。
相馬直樹GM兼監督には目指すフットボールが間違っていなかったことを証明し、これから目指すべき方向性を示して頂いたと思っております。
心より感謝申し上げます。
これからの益々のご活躍をお祈りしております。」