現役時代に
アーセナルやバルセロナ、チェルシーで活躍してきた元
スペイン代表のセスクは、2023年よりコモのアシス
タントコーチを務めてきた。監督としての経験は無かったが、昨夏にはそのままコモの監督に昇格。
志向するスタイルはスペイン人監督らしい攻撃的なもので、チームはここまでリーグ第5位となる平均
ポゼッション率57.9%を記録。1位が
ナポリで60.5%、2位ローマ(59.1%)、3位インテル(58.9%)、4位ユヴェントス(58.2%)と上位4チームがトップクラブであることを考えても、セスク率いるコモの数字は印象的だ。
情報サイト『Transfermarkt』にてイタリア部門を担当するステファノ・ブオンフィーノ氏はセスクの手腕にも世界から注目が集まっていると紹介していて、コモで結果を出した場合はトップクラブに引き抜かれる可能性が高まりそうだ。
「ファブレガスは明確な考えを持っているタイプの監督だ。彼はコモという自分を温かく迎え入れてくれるクラブを見つける幸運にも恵まれた。彼は攻撃的なプレイを好み、素早い攻守の切り替えよりは自分たちからのゲームメイク、アタッカーの創造性を重視したサッカーをしている。彼のチームは滅多にボールを失わないし、常にボールを動かして効果的なスペースを見つけている。昨夏にもインテルがファブレガスのことをリストアップしていたが、彼にコモを離れる考えはなかった。それでもトップクラブが動くのは時間の問題だろう」
セスクはスペイン黄金期を知る選手の1人だったが、今はあの世代の選手たちが続々と指導者の道に入っている。現在レアル・マドリードを指揮する
シャビ・アロンソもその1人であり、レヴァークーゼンでの大成功から一気に古巣レアルの指揮官となった。セスクもコモでの仕事からビッグクラブへステップアップする可能性があり、将来的には
アーセナルやバルセロナの監督候補にもなってくるかもしれない。