Netflixのオリジナルコンテンツとして人気を博す「
イカゲーム」のモバイルゲーム版である「Squid Game: Unleashed(
イカゲーム:地獄の
デスマッチ)」の開発元であるゲームスタジオBoss Fight Entertainmentが、閉鎖されることが明らかになりました。
Netflix shuts down its Squid Game mobile studio | The Verge
https://www.theverge.com/news/806303/netflix-squid-game-unleashed-boss-fight-entertainment-studio-shut-down
Netflix Closes Its Squid Game Studio - GameSpot
https://www.gamespot.com/articles/netflix-closes-its-squid-game-studio/1100-6535709/
映像ストリーミングサービスのNetflixは、有料会員向けにオリジナルのゲームを提供しています。有料会員向けだけでなく、誰でも無料でインストールおよびプレイできるゲーム
アプリも配信しており、「
イカゲーム:地獄の
デスマッチ」もそんな誰でも無料でプレイできるゲーム
アプリのひとつ。ただし、「
イカゲーム:地獄の
デスマッチ」には
アプリ内課金要素も存在しています。
『
イカゲーム:地獄の
デスマッチ』ゲーム予告編 - Netflix - YouTube
「
イカゲーム:地獄の
デスマッチ」の開発元であるBoss Fight Entertainmentは、Netflixが2022年3月に買収したゲームスタジオです。買収当時、Boss Fight Entertainmentの創設者たちは「Boss Fightの使命は、
プレイヤーがどこでプレイしても、シンプルで美しく、そして楽しいゲーム体験を提供することです」「Netflixが会員向け
サブスクリプションの一部として
広告なしのゲームを提供するというコミットメントにより、私たちのようなゲーム開発者は収益化を気にすることなく、楽しいゲームプレイの創造に集中することができます。この初期段階でNetflixに加わることができ、大変嬉しく思っています。私たちは、自分たちの好きなことを続けながら、Netflixにおけるゲームの未来を共に形作っていくことに貢献していきたいと考えています」とコメントしていました。
Netflixは「
イカゲーム:地獄の
デスマッチ」の成功を度々宣伝しており、リリース時には107か国で無料アクションゲームランキングで1位になったとアピールしています。また、Netflixのグレッグ・ピーターズCEOは、2025年第3四半期の決算説明会で、同社が展開を計画しているフ
ランチャイズに基づいたタイプのストーリーゲームの一例として、「
イカゲーム:地獄の
デスマッチ」の名前を挙げ、同作の成功っぷりを称賛しました。
Boss Fight Entertainmentの共同創業者のひとりであるデイビッド・リッピー氏は、自身の
LinkedInアカウントで「皆さん、こんにちは。Boss Fightの閉鎖はあっという間に広まりましたね」「今日連絡をくださった皆さん、ありがとうございます。確かに辛い知らせですが、Netflixで一緒に過ごした時間にとても感謝しています」「Boss Fightで10年以上素晴らしい仕事をし、最後の数年間はNetflixで働いていましたが、スタジオを閉鎖する時が来ました」「これまで私たちが作り上げてきたすべての人々、作品、そしてゲームをとても誇りに思っています。どんな作品を作っていたのか、ぜひ見ていただけたら嬉しいです!」と投稿しています。

Boss Fight Entertainmentの閉鎖は、ゲーム業界全体で続く人員削減の流れのひとつであるとテクノロジー
メディアのThe Vergeは指摘。2025年10月には映画「DUNE/デューン 砂の惑星」のスピンオフゲームである「Dune: Awakening」が大成功を収めたばかりであるにもかかわらず、開発元のFuncomが人員削減を実施。2025年8月にはBioShock 4の開発を担当しているCloud Chamberも人員削減を実施しました。
なお、Netflixは2024年にもAAAゲームスタジオのTeam Blueを閉鎖しています。
Netflixが傘下のゲームスタジオを1本もゲームを出さないまま閉鎖 - GIGAZINE