体験会の前に行われたトーク
イベントでは、ファーウェイデバイス 日本・韓国リージョンのハ・レイ氏と、本間
ゴルフ代表取締役社長 兼 最高経営責任者の小川典利夫氏から、今回の
コラボレーションに至った経緯が、改めて紹介されました。

ファーウェイデバイス 日本・韓国リージョンのハ・レイ氏(左)と本間
ゴルフ代表取締役社長 兼 最高経営責任者の小川典利夫氏(右)
ゴルフや
テニスが
趣味で、来日前から本間
ゴルフが気になっていたというハ・レイ氏。世界的にも多くの
ゴルフ場があり、
ゴルフ人口も多い日本向けに、スマートウォッチの機能を強化したいと考えていたところ、今から1年ほど前に本間
ゴルフと
出会いました。日本の
ゴルフ市場に多くの知見を持つ本間
ゴルフが、
ゴルフのDXを目指していたこともあって、
出会いからすぐに合意に至ったとのこと。
ハ・レイ氏自身も本間
ゴルフの酒田工場を訪れ、クラブを1本1本手作りする匠の姿に感銘を受けるなど交流を深めながら、約1年をかけて開発してきたのが今回のコラボモデルです。
充実した
ゴルフ機能はもちろんのこと、外観から文字盤のデザインまで、とことんこだわったという「HONMA × HUAWEI WATCH GT 6 Pro」。
日本文化を色濃く反映したブランドならではの仕様は、本間
ゴルフ社内でも評判が良く、小川氏によれば「社員の購入が予想外に多い」そう。付き合いのあるプロやトップアマからもポジティブな反響が寄せられていて、すでに想定を上回る売れ行きになっているといいます。

日本の伝統的な松文様や、本間
ゴルフの限定モデル「BERES 7S」をイメ―ジした、専用の文字盤を搭載。秒針が
ゴルフクラブになっているなど、細部までこだわっています

ブラック×ゴールドの高級感あるデザインを採用。バックルには本間
ゴルフのロゴも刻印されています
ファーウェイでは、今後さらに
ゴルフ分野への投資を増やす計画とのこと。ハ・レイ氏は「ミドルハイエンド以上のスマートウォッチでは、
ゴルフ機能を標準機能にしていきたい」と、今後に向けた思いを語りました。
また小川氏も、
ゴルフ場でキャディ不足によるセルフプレイが当たり前になる中、「これがあればセルフで完結できるというウォッチを目指して、今後もアドバイスさせていただきたい」と話していました。
リュウズで拡大・縮小、傾斜補正などコースマップの使いやすさが大幅に向上
製品体験会では実際にコースをまわりながら、「HONMA × HUAWEI WATCH GT 6 Pro」の
ゴルフ機能を試すことができました。
まず、スマートフォンに「HUAWEI Health」アプリをインストールして、セットアップ。ファーウェイのスマートウォッチは、iPhone、Androidのどちらとも連携が可能です。
「HUAWEI Health」では、スマートウォッチに搭載された心拍、皮膚温などセンサー情報をもとに、日々の活動から睡眠、心電図まで様々な健康管理が可能。さらに、ランニングやサイクリングからウインタースポーツまで、100を超えるスポーツ、トレーニングをサポートしています。
「HONMA × HUAWEI WATCH GT 6 Pro」は、その中でも特に
ゴルフ機能が充実。12万円を超えるフラッグシップモデル「HUAWEI WATCH Ultimate」と同等の、本格的な機能が利用できます。

ハ・レイ氏と小川氏のティーショットから、コンペ形式の製品体験会がスタート
ゴルフ機能には「コースモード」と、スイングの練習に役立つ「ドライビングレンジ」モードがあり、今回は前者を試しました。
日本の
ゴルフコースの99%以上を含む、世界80の国と地域の17000以上のコースがサポートされているとのこと。検索のほか、今いる場所のGPS情報から最寄りのコースを見つけることができます。
「HUAWEI Health」アプリから、スマホにコースデータをダウンロードすると、すぐにウォッチにも反映されました。
本間
ゴルフの小川氏が、使用した感想として「ウォッチへのダウンロードの速さに驚いた」と話していましたが、本当にあっという間に準備が完了。あとは「コースモード」でそのコースデータを選択し、ティーの色を選択してスタートするだけです。

いよいよ製品体験会がスタート。ティーショットでは風向きや風速などのデータも参考にできます

クラウンを回しての拡大・縮小は、「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」からの新機能
GPS即位でショットを自動計測。コースアウト後にスコア入力を促す機能も
コースに入るとGPSがそれを認識して、自動的にプレイ中のコースのマップが表示されます。
マップはリュウズを回すことで、無段階に拡大・縮小表示が可能。今回モデルとなってくれたプレイヤーは左打ちで、右手に
ゴルフグローブを着用していましたが、グローブをしたままでも簡単に操作ができると好評でした。
コラボモデルのベースとなっている「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」は、ヒマワリ型アンテナとGNSS(全球測位衛星システム)アルゴリズムの進化で、GPSの即位精度が前モデル比20%以上も向上しているとのこと。
より正確な現在地がわかるのに加えて、現在地からグリーンや、タップした任意の場所までのヤード数も一目で確認できます。水平距離だけでなく、垂直距離を加味した傾斜補正にも対応しています。

数字をタップすることで補正あり、なしを切り替えて参照できます

コースの地形を考慮したした上で、どう攻略すべきか考える参考になります
2打目以降は、前のショットの飛距離を確認することもできます。
ショットのインパクトがあった地点をGPSが記録し、ボールの位置に移動すると自動的に距離を計測して表示するしくみ。改めて距離計などで計測する手間なく、簡単に飛距離を把握できるのが
便利です。
あらかじめ自分のクラブと飛距離を登録しておくことで、現在の飛距離と位置からAIがキャディさんのように、おすすめのクラブや、狙うべきポイントを提案してくれる機能もあります。特に初心者にとってクラブ選びは難しいので、参考にできる情報があるのは有難い限り。
一方で上級者からは、実際にどのクラブを使ったか登録できる機能を追加してほしいという声もありました。使用したクラブと飛距離のデータを学習させれば、AIキャディさんのアドバイスの精度も上がるはず。次のアップ
デートで、ぜひ検討いただきたいところです。

グリーンでは傾斜の強さを色で、転がる方向を矢印で確認。最大輝度3000ニトの明るいディスプレイは、明るいグリーン上でも見やすいです

グリーンのアンジュレーションデータをパッティングの参考にできます
グリーンのマップでは、起伏や傾斜などのアンジュレーションを確認できます。傾斜のきつさが色でわかるほか、ボールが転がる方向も矢印でわかるようになっているので、初心者には特に参考になります。
このほか、今回のコースはかなりアップダウンがあったので、グリーンが目視できない場所でも、コンパスのようにグリーンの位置とヤード数を確認できたのも
便利でした。

グリーンがどちらの方向にあるか、コンパスのようにリアルタイムに表示できる

ホールを出ると自動的にスコアカードの入力画面が表示され、記録を促してくれます。こまめな記録を怠りがちな人には、これもうれしい機能です
終了後には、スコアカードやテクニカル統計などのデータで、ラウンドを振り返ることができます。スマートフォンの「HUAWEI Health」アプリ上では、コースごとのボールの軌跡をアニメーションで振り返ることもできます。
狙い通りのショットができたコースは、振り返るのも楽しく、何度も繰り返し見てしまうほど。上達へのモチベーションを高めるのにも、良さそうです。

ラウンドの内容は、スマートフォンの「HUAWEI Health」アプリに詳しく記録されます

コースの内容をアニメーションで振り返る機能が楽しいです
機種によってできることが違う
ゴルフ機能。
ゴルファーなら本間モデル一択
このほか、今回は試しませんでしたが、「ドライビングレンジ」モードでは、バックスイング、ダウンスイング、スイングのテンポや速度をリアルタイムに検出して、スイングの上達をサポートしてくれます。
クラブの持ち方やスイングの仕方をアニメーションで指導してくれるなど、初心者に優しい機能もあり、練習場で重宝しそうです。

「HONMA × HUAWEI WATCH GT 6 Pro」は、
ゴルフボールやマーカー、グリーンフォークがセットになった専用ギフトボックスで販売中。ファーウェイオンラインストアの価格は52,580円です
なお「HUAWEI WATCH GT5」以降のファーウェイのスマートウォッチには
ゴルフ機能が搭載されていますが、モデルによって使える機能に違いがあります。
たとえば紹介したマップの高低差補正機能や、前のショットの飛距離がわかる機能、スイングの提案をしてくれるAIキャディさんの機能は、スタンダードな「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」では使えません。
ゴルファーはもちろん、これから
ゴルフを始めようと思っている人が選ぶなら、スマートウォッチとしての多彩な機能に加えて、
ゴルフ機能の充実した「HONMA × HUAWEI WATCH GT 6 Pro」をおすすめします。
著者 : 太田百合子 おおたゆりこ テックライター、エディター。インターネット黎明期よりWebディレクションやインターネット関連のフリーペーパー、情報誌の立ち上げに携わる。以降
パソコン、携帯電話、スマートフォンからウェアラブルデバイス、
IoT機器まで、身近なデジタルガジェットと、それら通じて利用できる様々なサービス、アプリケーション、および関連ビジネスを中心に取材・執筆活動を続けている。 この著者の記事一覧はこちら