
東京ミッドタウン日比谷で「HIBIYA CINEMA FESTIVAL 2025」が開幕
○■家で映画を観る時は「最後まで動かずに楽しむ」のが松本若菜流
初日となった10月10日には「ナイトスクリーン プレミアムトークショー」が行われ、ゲストに「女性記者映画賞」アンバサダーを務める松本若菜が登壇。映画パーソナリティの伊藤さとりとともに映画に対する思いを語りあった。
芝生の上でリラックスしながら観覧している客席の様子を眺め、「普段は感じられない場所で映画を観ると、五感で感じることができる気がします。今、気持ちいい風が吹いてきていますが、外気に触れながら、電車の音も聞きながら……というのは本当に特別で、すごく楽しめそう」と映画祭の雰囲気に高揚した様子。

自身の家での映画鑑賞スタイルと問われると「床をクッションでいっぱいにして、横になりながら観るのが、私のスタイル。リラックスして映画に没頭できるんです。ティッシュやリモコンを手の届くところに置いて、最後まで動かずにしっかり楽しむことをコンセプトにしています」と独自のスタイルを披露した。
○■TBS
日曜劇場「ロイヤルファミリー」でも女性監督から刺激を受けている
「女性記者映画賞」アンバサダーを務めることについては「こういう賞があることは、改めて素晴らしいなと思いました。女性監督や脚本家もどんどん増えていますし、私もそういう方たちと積極的にコミュニケーションをとって、新しい刺激をいただいています」と目を輝かせた。

現在出演中のTBS
日曜劇場「ロイヤルファミリー」の塚原あゆ子監督について聞かれると「映画『コーヒーが冷めないうちに』でもご一緒して、また今回もご縁があってご一緒しています。塚原さんは細かい機微を大切にする人。役がその場で生きていないと嫌だという姿勢でリアルにこだわるのが、塚原演出の醍醐味だと思っています。細かなことを
相談してくださるので、私に託してくださると感じることもできて、優しさや繊細さを感じます」と今作への手応えを見せた。
また、憧れの女性に関する質問では「今パッと思い浮かぶのが、石田ゆり子さん。猫ちゃんの保護活動をずっと前からされていて、動物に対する無償の愛情がずっとブレないんですよね。動物に触れ合いながら、いつもすごく幸せな感じ。そういう姿を見て、自分がやりたいことを続ける女性って素敵だなと思います」と告白した。

トークショーのあとには松本がセレクトした『マンマ・ミーア』を上映。「出てくる女性たちがみんなキラキラしていて、自分の好きなものを突き詰めている。誰にも縛られず、他人任せにならずに自分の幸せを探すために行動する強さを感じます。最後はみんなの心がハッピーになるので、『私も何か新しい一歩を踏み出せるかも』と背中を押してくれる映画です」とセレクト理由を熱く語る。そして、「こうやって自分が素敵だなと思う映画を皆さんに観ていただけるのは、本当に幸せなこと。皆さんの素敵な思い出になるとうれしいなと思います」と観客へメッセージを送った。
○■今年はスクリーンが3か所に拡大し、日比谷を回遊しながらの映画体験を実現
「ナイトスクリーン」「デイスクリーン」の会場となる東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場は、今年から観覧席が人工芝になり、より快適な空間での映画鑑賞が味わえる。さらに今年からはサテライト会場として「日比谷公園」と「日比谷OKUROJI」が加わり、期間中に日比谷エリアの様々な会場を行き来して楽しめる回遊型映画祭となっている。

「ナイトスクリーン」の後半となる10月18日(土)〜26日(日)は、毎年6月にカナダで開催されているトロント日本映画祭で上映された作品の一部を「トロント日本映画祭in日比谷」として、『
はたらく細胞』『侍タイムスリッパー』など話題の邦画を英語字幕付きで上映。
日中の映画上映の「デイスクリーン」では、『
スパイダーマン』や『ビューティー・インサイド』など、“〇〇しながら観たい”名作・人気作を日替わりで上映するほか、土日祝の7日間限定で、「ながらシネマ」をさらにパワーアップさせた映画の世界を“体感”する週末を開催。「叫ぶ」「踊る」「歌う」など日替わりのテーマを設けて映画の世界に一緒に没入できる体験型上映を実施する。
上映スケジュールは公式HPでチェックできる。

加治屋 真美 エンタメ系ライター。
テレビ誌ライターとして日本のドラマや映画出演者の
インタビュー記事を担当するほか、日韓
アイドル好きが高じてライブレポートも多く手掛ける。現在は父親が認知症になったことをきっかけに地域共生社会へ興味を持ち執筆ジャンルを拡大中。▼ポートフォリオ▶ この著者の記事一覧はこちら