発表会では、同社の
ビール・RTD本部 ノンアル部長・福本匡志氏、
ビール開発生産本部
ビール商品開発研究部 開発主幹・水口伊玖磨氏が登壇。「ザ・ベゼルズ」の開発背景や味の特徴などが説明された。
○アルコール0.00%の
お酒序盤、福本氏は「これまで伝えてきた
お酒の価値は、
ノンアルコール飲料においても共通のものだと考えています」「
ノンアルコール飲料は
お酒の代替ではなく、アルコール0.00%の
お酒という唯一無二の価値によって、多くのお客様に豊かな時間を提供できると考えています」と説明。これまでさまざまな
ノンアルコール飲料を手がけてきたが、今回の新たな挑戦として、我慢の時の選択肢ではなく、楽しい時のポジティブな選択肢にイメージを変えていきたいという。
ビール・RTD本部 ノンアル部長 福本匡志氏
続けて、
ノンアルコール飲料に対する消費者のニーズを「リフレッシュ」「健康機能」「
お酒の楽しい気分」の3つに分類。その中で「
お酒の楽しい気分」が
お酒を飲むユーザーの受け皿になり得ると捉え、このニーズに応えるために新商品の開発に踏み切ったと話す。そして、「
お酒が好きな人がより
お酒で楽しい気分を感じてもらえる、そんな本格的な
ビールテイストを作りたい」という思いから「ザ・ベゼルズ」が誕生したと語った。
ノンアルコールビールの3つのニーズ
○複雑さと心地よい余韻による"熟成の旨み"を実現
次に「ザ・ベゼルズ」の開発を担当した水口氏が具体的な概要を紹介。同社の看板商品「ザ・プレミアム・モルツ」をはじめとしたプレミアム
ビールで培った醸造技術により、複層的な美味しさを引き出すことに成功。さらに、同社の
ノンアルコールビール「オールフリー」の製造によって磨き続けた創味技術を活かし、
お酒のような奥行きと余韻を付与することができ、複雑さと心地良い余韻による“熟成の旨み”を実現したと説明する。
ビール開発生産本部
ビール商品開発研究部 開発主幹 水口伊玖磨氏
そして、「飲み始めはクリアで自然な穀物香を感じてもらえます。その後にグッとくる味わいがあり、飲み終わりにかけて複雑さと心地良い余韻を連続的に感じられることにより、
ビールのような飲みごたえを実感いただけます」と解説。本格的な
ビール体験ができる「ザ・ベゼルズ」のクオリティに自信をのぞかせた。

味わいの変化
○一味違う
ノンアルコールビール説明会の合間に試飲する時間が設けられ、一足先に「ザ・ベゼルズ」を味わった。まず福本氏も水口氏も繰り返し「
ビールのような味わい」を強調していた通り、味はかなり本格的だ。「オールフリー」をはじめ、従来の
ノンアルコールビールはスッキリとした印象が強いが、「ザ・ベゼルズ」は終始濃厚。泡のきめ細やかさも
ビールと遜色はなく、飲み終わりに口や鼻に複雑な余韻が残り、新しいタイプの
ノンアルコールビールと言える。
水口氏は「ザ・プレミアム・モルツ」で培った醸造技術について触れていたが、「ザ・プレミアム・モルツ」のようなラグジュアリーさもあり、ご褒美の一杯としての役割を担うポテンシャルを秘めている。この新しい
ノンアルコールビールが、“
ビール党”にどのように刺さるのか注目だ。

「ザ・ベゼルズ」
望月悠木 フリーライター。主に政治経済、
社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki この著者の記事一覧はこちら