2025年9月10日に
発表された
iPhone Air、
iPhone 17 Pro、
iPhone 17 Pro Maxには「A19 Pro」チップが搭載されています。このA19 ProはApple史上最速のチップというだけでなく、既存の
スマートフォンの中で最も高いパフォーマンスを発揮していることが明らかになりました。
iPhone 17 Pro runs laps on Apple's track, but Samsung beats it
https://appleinsider.com/articles/25/09/10/apple-and-samsung-are-battling-for-smartphone-speed-supremacy
クロスプラットフォームベンチマークのGeekbenchに、
iPhone 17シリーズのものと思われるベンチマークスコアが追加されました。
記事作成時点で最新
モデルの
iPhone 16 Proに搭載されているA18 ProのGeekbenchスコアは、シングルコアスコアが「3396」、
マルチコアスコアが「8655」です。

これに対して、新しく追加された「
iPhone18,2」という正式名称不明の
iPhoneは、シングルコアスコアが「3895」、
マルチコアスコアが「9746」となっており、シングルコアと
マルチコアのスコアがどちらもA18 Proよりも10%ほど高くなっています。そのため、Apple関連
メディアのAppleInsiderはこの「
iPhone18,2」が
iPhone 17 Proなのではないかと推測しています。

Geekbenchのベンチマークテストは温度、バックグラウンドアクティビティ、ファームウェアの影響を受けるため、
モデル間でパフォーマンスにばらつきがあるという点には留意が必要です。それでも、AppleInsiderは
iPhone 17の全
モデルが
iPhone 16 Proを凌駕していることがわかると指摘。
また、
TSMCの3nmプロセスで製造されたGoogleのTensor G5を搭載しているPixel 10 Pro XLは、シングルコアスコアが「2296」、
マルチコアスコアが「6203」となっており、
iPhone 17 Proのスコアと比べると明らかに大きな開きがあります。なお、Tensor G5はCPUの純粋なパフォーマンスよりもAIによる性能向上を重視しているとGoogleは主張しています。

SamsungのGalaxy S25 Ultraに搭載されている
Snapdragon 8 Eliteは、シングルコアスコアが「2773」となっており、
iPhone 17 ProのA19 Proと比べるとスコアは低くなっています。しかし、熱安定性とAIワークロードに重点を置いた
マルチコアスコアは「9531」と同等のスコアを記録しました。なお、
アメリカ版のGalaxy S25 UltraはファームウェアとCPUビニングに応じて、シングルコアスコアが「3148」、
マルチコアスコアが「10236」まで上がるそうです。
これらの数値をベースに、AppleInsiderは「
スマートフォンのタスクにおいて一般的に最も重要なシングルコアの性能では、Appleが依然としてリードしていますが、
マルチコアの性能ではSamsungがわずかにリードしています」と指摘しました。
AppleInsiderはシングルコアスコアと
マルチコアスコアについて、「シングルコアスコアが500ポイント向上したとしても、それほど劇的な変化には聞こえないかもしれません。しかし、シングルコアスコアは依然として、日常的なタスクのほとんどを左右する指標です。ナビゲーションの高速化、ブラウジングのスムーズ化、
アプリ起動の高速化など、すべてがこれらの結果に結びついています。
マルチコアスコアの向上は、動画編集、AIタスク、ゲームといった高負荷ワークロードにとって重要です。8655から9700前後への向上は大きな進歩であり、A19 Proの高効率コアと高性能コアは競合他社をさらにリードしていることがわかります」と説明しています。