一方、プロジェクターのトップメーカーといえばエプソン。前年の年間販売台数1位のメーカーを表彰するBCN AWARDを、2005年から直近の25年まで、21年連続で獲得し続けている。この間ただの一度も年間トップの座を譲ったことがない。まさに押しも押されもせぬプロジェクターの王者だ。しかし、2位のメーカーは変遷してきた。05年と08年では松下電器産業(現パナソニック)、06年と07年が三洋電機(事実上消滅)、09年〜21年はBenQジャパン。そして、22年〜25年、エプソンの座を脅かし続けているのがAnkerだ。差は年々縮まっている。BCN AWARD 2025ではエプソンの販売台数シェアは41.0%、2位Ankerは31.1%だった。プロジェクター市場の年間シェアで、ここまで2位メーカーが1位に迫ってきたのは初めてのことだ。