アウェー側スタンドに大挙して訪れた
インドネシア代表
サポーターの大声援に触れ、
日本代表のMF
久保建英(ソシエダ)は複雑な思いを抱いていた。
「今日に関しては本当に五分五分くらいの歓声だったので、個人的にはもっと応援してほしいなと思いますし、もっともっと日本のホームは簡単じゃないよというのをこれから……」
この日のパナ
ソニックスタジアム吹田の公式入場者数は33661人。試合日の日中に無事チケット完売の公式アナウンスが発表され、満員に近いファン・
サポーターが詰めかけていたものの、スタジアム内では試合前の
国歌斉唱から圧巻の声量を誇り、日本戦用にコレオグラフィーまで準備してきた
インドネシア
サポーターの存在感が目立っていた。
試合後、久保は報道陣の質問に答える形でスタジアム内の雰囲気に言及。W杯出場がかかる3月シリーズではコレオグラフィーの演出を行うよう求めていたことを明かしつつ、現状への課題感を口にした。
「僕らの実力だったり、人気不足もあるとは思いますけど、それでも日本のファン・
サポーターの方には。僕らは
インドネシアに行った時とか、
サウジアラビアに行った時に圧倒されるものがあったので。前回もできたらコレオとかやってほしいと話していたんですが、いろいろと規定とかあって難しいとはいえ、これからそういったところも変わって、日本サッカーがより熱くなっていけたらなと思います」
すでにW杯出場権を決めて迎えた今回のシリーズではエースナンバーの10番を背負い、これまで以上に10番への愛着を口にすることで「あんまりトピックもない中で僕が10番を背負うことでトピックにもなる」とスター選手としての役目と向き合っていた久保。ゲームキャプテンを務めた
インドネシア戦を終え、あえての提言で日本サッカーの盛り上がりを願った。
(取材・文 竹内達也)