2026年に行われるワールドカップの南米予選では、第6節終了時点で2勝1分3敗の6位と不振に陥った
ブラジル代表。サッカー王国の威信として一刻も早く立ち直る必要がある中、10度目の大会優勝を目指す
コパ・アメリカ2024での旅が始まった。
DFエデル・ミリトンやFWヴィニシウス・ジュニオールらをスタメンに並べた
ブラジル代表は、早々に主導権を握ることに成功。ファルソ・ヌエベの役割を担ったFWロドリゴが決定機を演出した他、ドリブルでの単騎突破からも相手ゴールを脅かした。迎えた30分には、ハフィーニャの左FKからDFマルキーニョスがゴールネットを揺らしたものの、これは
VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がオフサイド判定を下して、ゴール取り消しに。結局、前半はスコアレスで折り返した。
後半も、攻勢に出たのは
ブラジル代表。MFルーカス・パケタのシュートがポストを強襲した他、途中投入されたFWサヴィオ・モレイラやFWエンドリッキらも持ち味を発揮したが、1点が遠い。GKパトリック・セケイラや19歳のDFミッチェルを中心としたコスタリカ守備陣の牙城を崩せないまま、時計の針が進んでいく。そして試合はこのまま0−0で終了。波状攻撃も実らず、南米予選からの嫌な流れを払拭できなかった
ブラジル代表に対して、ギリギリで踏みとどまり、貴重な勝ち点1を獲得した
コスタリカ代表という明暗が分かれる形となった。
第2節は
ブラジル代表がパラグアイ代表と、
コスタリカ代表はコロンビア代表と対戦する。
【スコア】
ブラジル代表 0−0
コスタリカ代表