ニューストップ
ママリ
©mocchi_kakei
親の忠告を聞かず、彼との関係を続けていたサオリ。妊娠検査薬の結果は「陽性」…同じく高校生の彼との子を妊娠していたのです。出産は、お金も覚悟も必要です。若すぎる出産はリスクも伴います。事の重大さに混乱していた両親ですが、両家の話し合いではサオリの思いを尊重し、救いの手を差し伸べる提案をしてくれました。このとき、サオリは自分の未熟さを痛感するのでした。
高校生での妊娠に向き合い、決断を迫られることになったサオリ。今回のことでいかに自分が守れているかを痛感します。高校生は大人に限りなく近い子どもで、まだまだ親の助けが必要なこともたくさんあります。わが子が誤った道にいかないように見守り、尊重するのはとても難しいことです。ときにはサオリのように鬱陶しがり、話を聞いてくれないこともあるでしょう。それでも、子どもが傷つくことにならぬよう、性の知識は子どものうちにきちんと身につけさせておきたいものですね。思春期の親子の距離感の難しさを感じるとともに、年頃だからこそ注意して見守りたい性の問題についても改めて考えさせられる作品でした。
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)