ギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督がタレントぞろいの世代をついに栄冠へ導くことを狙うイングランドは、優勝候補の一角との呼び声が高かったが、初戦は改善の余地を残す平凡な内容に終わった。
その中でベリンガムだけが、世界最高の若手の一人としての地位を改めて示し、マンオブザマッチを獲得。個人として見事なプレーを見せ、13分にブカヨ・サカ(Bukayo Saka)のクロスが相手に当たってコースが変わったところに頭から飛び込んで試合唯一のゴールを奪った。
グループDの
オランダは、終盤の決勝点で
ポーランドを2-1で下した。
オランダは、アダム・ブクサ(Adam Buksa)のゴールで序盤
ポーランドに先制を許したが、29分にコーディ・ガクポ(Cody Gakpo)のシュートが相手に当たってゴールに入り、同点に追いついた。
さらに迎えた83分にはボウト・ベグホルスト(Wout Weghorst)が交代出場からわずか2分後に決勝ゴールを決め、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が負傷欠場した
ポーランドとの熱戦を制した。
グループCのもう1試合では、3年前の前回大会中に心停止で倒れた
デンマークのクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)が欧州選手権の舞台に戻り、ゴールを記録した。チームは1-1でスロベニアと引き分けた。
デンマークは、前回大会のチーム初戦で倒れてからちょうど1100日となるエリクセンのシュートで先制したが、スロベニアもエリク・ヤンシャ(Erik Janza)のゴールで追いつき、勝ち点1を分け合った。
【翻訳編集】AFPBB News
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