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今後の生活として、「付き合う人物を考える」「一度、犯罪に関わる経験をしたから、どういう人か見抜ける」などとして再犯しないと供述する被告人。母親も証言台に立ち、今後の監督を約束した。
最後に裁判官が質問した。
裁判官「生きてると不安になることもあります。やさしそうなことを言う人などに騙されないか心配です」 被告人「今後いろいろな人と関わると思いますが、自分が犯罪に関わらないと強く思えば大丈夫と思います。どんな迷惑をかけるか、結果を考えるようにします」
判決は懲役1年6月、保護観察付執行猶予3年だった。
量刑について、従属的な立場であった点や若年である点など執行猶予となったと説明。一方で、検察官が論告時に言及しなかった保護観察付とした点は、「これまでの生活、就労状況を踏まえて」と言及し、質問等で浮かび上がった被告人の不安感が示された格好となった。