ロベルト・アフォンソ(Roberto Afonso)主任捜査官によると、この家族の養子だった少年は、両親と口論になった後に携帯電話を取り上げられて「激高し」、父親の警察官用拳銃を手に入れて父親(57)の背中を撃ち、その後2階に上がり、同じ年の女きょうだいの顔を撃ったと供述している。
当時外出していた母親(50)は数時間後に帰宅したところを、同じ拳銃で撃たれ殺害された
主任捜査官は現地テレビ局レコールに対し、「何らかの精神的混乱に関連するいら立ちだったのかどうか理解する必要がある」と語った。警察はまた、少年が電話で話した相手がいるかどうかも含め、他の人物の関与の有無を捜査しているという。
少年は犯行後、逮捕される20日朝まで3人の遺体と共に自宅で過ごし、ジムに行き、ベーカリーで買い物をした。18日にはまだ「怒り」が収まらず、母親の遺体をナイフで刺したと供述している。現在、少年用の拘置施設に収容されているが、犯行については「冷淡な」態度で話しているという。
ブラジルでも少年は特別法で守られており、成人として刑事裁判を受けることはない。
【翻訳編集】AFPBB News
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