全仏オープン本戦開幕を6日後に控える中、通算14度の大会制覇を誇るナダルは、センターコートのコート・フィリップ・シャトリエ(Court Philippe-Chatrier)で、予選初日に詰め掛けた観客約6000人の前で簡単なトレーニングを行った。
セッション開始予定時刻の5分前には、すでに約4分の3が埋まっていたスタンドから「ラファ、ラファ、ラファ」の大合唱が鳴り響いていた。
ナダルが仏パリのクレーコートに足を踏み入れるのは、最後にタイトルを獲得した2022年大会以来。このときは、18歳から患っているミュラーワイス(Mueller-Weiss)症候群の痛みを和らげるために、左足に麻酔を打って2週間を戦い抜いた。
キャリア晩年を迎える中で昨年1月からけがに悩まされているナダルは、全仏オープンでのプレーはこれが最後となる見通しだが、出場するのは準備が整ったと感じた場合だけと述べている。
【翻訳編集】AFPBB News
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