米はかつおとともに、昆布の甘辛さと旨みがしっかりと効いていました。
全体的に塩味はさほど強く感じないのに、それぞれのキャラが立っているのは、香りに鮮やかなインパクトがあるからでしょう。幕の内、とはいかないまでも、「とにかくバラエティ豊かな味わいが楽しめる」一品でした。
◆筆者の推しはローソン「これがのり弁当」!
ローソンは定番というよりも、のり弁当に求めるものの少し上をいくバリュー感がありました。セブン‐イレブンはやはり正統派、ファミリーマートは米のおいしさに驚きました。
味も価格も三者三様。いつも食べ慣れているのとは違うのり弁当にも、ぜひトライしてみてください!
文/川瀬章太
【川瀬章太】
フリーライター。神戸・大阪の編プロに8年勤務し、グルメ・街ネタ誌や飲食業界誌などを手がける。取材経験は1500件以上。某純文学新人賞の最終選考に3度残ったことがある。現在はWEBサイト「LIQLOG」などで、ビギナーにやさしいお酒の基礎知識や取材記事を執筆中