同一シーズンにマドリード・オープン(Mutua Madrid Open)とイタリア国際を制すのは2013年のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)以来で、シフィオンテクは26日開幕の全仏オープン(French Open 2024)で3年連続4度目の優勝を果たせば、同年のセレーナ以来のマドリード・オープン、イタリア国際、全仏オープンの3大会連続優勝となる。
世界2位のサバレンカを圧倒し、全仏オープンでも優勝を本命視されるが、試合後には「もちろん自信はある。良いテニスができている実感はあるが、謙虚にいたいということに変わりはない」「四大大会(グランドスラム)は別物。コートの内外で違うプレッシャーがある」と気を引き締めていた。
これでクレーでの連勝は12に伸びた。全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)2連覇中のサバレンカとは先日のマドリード・オープン決勝でも対戦し、そのときはフルセットの激闘となっていたが、この日はほとんど何もさせずに勝利し、通算対戦成績も8勝3敗に更新。大会を通じて1セットも落とさないほぼ完璧な内容で優勝を飾った。
【翻訳編集】AFPBB News
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