ズベレフのマスターズ1000(ATP Masters 1000)決勝進出は11回目で、ボリス・ベッカー(Boris Becker)に並んでドイツ人選手最多となった。
今大会のタビロは3回戦で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を破るなどの快進撃を見せ、この日も圧巻の内容で第1セットを取って番狂わせを演じるかに思われたが、ズベレフは接戦の末に第2セットを取り返すと、最後は格の違いを見せつけて自身3度目のイタリア国際決勝へ駒を進めた。
イタリア国際では2017年に優勝を経験しているズベレフは、決勝で再びチリ勢のニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry)と対戦する。
ジャリーは自身初のマスターズ準決勝で第14シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)を6-3、6-7(3-7)、6-3で破り、決勝進出を決めた。大会後には自己最高の世界ランク17位まで浮上することも決まった。
【翻訳編集】AFPBB News
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