ジャリーはフォアハンドで23本のウイナーを放ち、中には166キロのショットもあった。自身のサービスゲームでは13本中11本のブレークポイントをしのぎ、4度目のマッチポイントで勝利。先日のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)を制したチチパスとの対戦成績を4勝2敗とした。
決勝では第14シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)と対戦する。ポールは第7シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)に7-5、3-6、6-3のフルセットで勝利した。
もう一つの準決勝にはジャリーの同胞のアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)も勝ち残っており、チリ勢の2人が同一のツアー大会の準決勝に進出するのは、2006年に同国ビニャデルマル(Vina del Mar)で行われた大会のフェルナンド・ゴンサレス(Fernando Gonzalez)とニコラス・マシュー(Nicolas Massu)以来となった。
タビロは準決勝で第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)と対戦する。
【翻訳編集】AFPBB News
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