セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に並ぶ3度目の大会制覇を目指すシフィオンテクは、全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)覇者で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)に6-4、6-3で快勝。サバレンカも第13シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)を7-5、6-2のストレートで下した。
シフィオンテクは26本のウイナーを放って4度のブレークに成功し、セレーナが11年前に成し遂げて以来となるマドリード・オープン(Mutua Madrid Open)とイタリア国際の連続優勝に王手をかけた。これでガウフ戦は11戦10勝で、クレーコートでの連勝も11に伸ばした。
2021年と22年にイタリア国際を制しているシフィオンテクは「数字や歴史のことは考えていない」「一日一日をプレーしている。その方が楽で、より自由にプレーすることができる」と話した。
シフィオンテクとサバレンカは今月のマドリード・オープン決勝でも対戦しており、イタリア国際で初の決勝に駒を進めたサバレンカは再戦に向けて「イガとの試合はいつも以上に気合が入る」とコメント。「私たちの試合はいつも接戦で高いレベルになる。(決勝が行われる)日曜日はお互いのベストのテニスを披露したい」と意気込んだ。
【翻訳編集】AFPBB News
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