両者の対戦は昨年の全仏オープン(French Open 2024)準々決勝以来となったが、試合後には再びスビトリーナがサバレンカとの握手を拒否した。
前回対戦では、スビトリーナがウクライナ侵攻を理由に握手拒否を事前に明言していた中で、勝利したサバレンカがネット前で握手を待ち、スビトリーナがサバレンカは侵攻をめぐる対立をあおっていると非難する騒動があった。
ウクライナ勢は侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手との握手を拒否しており、この日もスビトリーナは試合終了後まっすぐにベンチへ向かった。
逆転勝ちを収めたサバレンカは準々決勝で、第10シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)と対戦する。
第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は、7-5、6-3でアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に勝利。今大会では1セットも落としておらず、3度目の大会制覇が本命視されている。
カタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2024)、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)に続き、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を制して今季のWTA 1000で3勝目を挙げているシフィオンテクは、準々決勝でマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)との対戦が決まった。
キーズは、環境活動家の妨害で一時中断した試合でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)を6-2、6-1で退け、勝ち上がりを決めている。
【翻訳編集】AFPBB News
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