第1子出産に伴うツアー離脱により現在世界ランキング173位に後退している大坂は、今季ここまでの最高成績となっているカタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2024)に並ぶ8強入りには届かず、3年ぶりのイタリア国際を後にした。
しかしながら、9日の2回戦では第19シードのマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)を下し、これまで一度もタイトルを獲得したことがないクレーコートでトップ20の選手から初白星を挙げるなど、今大会では収穫も得られた。
大坂は試合後、「ローマでのパフォーマンスには満足している。好調なプレーは久しぶり。というかクレーではこれほど良いプレーは一度もなかったと思うので、満足している」とし、「ここに来たときよりも、かなり自信を増して帰れるのは間違いない」と報道陣にコメントした。
大坂をわずか1時間24分で退けた鄭は、準々決勝で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)に挑む。
【翻訳編集】AFPBB News
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